たまき魅力発掘かつどう日記Vol.30

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■玉城町で暮らしてみる「お試し移住体験」を実施
伊勢市・松阪市に隣接する玉城町は、便利な立地と豊かな自然環境が共存する貴重なエリアです。鉄道やバス移動が可能な便利で自然豊かな地域であることを、もっと地域外に発信するため、この度、「お試し移住体験」を実施しました。現在、都市部においては、車の免許を持たない若者が増加傾向にあります。多様な暮らしが実現可能な町をもっと知ってもらうため、参加いただいた3人家族には、車を使わない暮らしを体験してもらいました。車への依存が進み、公共交通機関の利用率低下、郊外型の大型店舗依存による商店街の衰退など、ライフスタイルの多様性が失われつつあります。今回体験いただいた家族からは、自転車での移動で日常生活は十分対応可能なこと、鉄道やバス利用が可能である利便性、都市部との距離感など、とても貴重なポジティブな意見を頂くことができました。
今年、町のシンボルでもある田丸駅舎がリニューアルしました。とても大切な公共交通機関である一方、利用客数は低下し維持管理の課題はこれからも議論されるのではないでしょうか。多様な暮らしが実現できる町にとって、田丸駅はとても重要な場所と言えます。町の窓口である田丸駅の賑わいが、これからのまちづくりにとって課題になってくるのではないでしょうか。これを機会に、住人のみなさん、鉄道の利用機会を増やし田丸駅を盛り上げましょう。
「地域活性化起業人」名取良樹(なとりよしき)

■地域活性化起業人とは
首都圏など、三大都市圏に勤務する企業の社員が、そのノウハウや知見を活かし、一定期間、地方自治体において、地域独自の魅力や価値の向上、安心・安全につながる業務に従事することで、地方自治体と企業が協力して地方圏へのひとの流れを創り出していけるような取組みに対し、国が必要な支援を行う制度です。

問合せ：総務政策課
【電話】58-8200