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自治体の皆さまへ

ペンリレー No.213

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三重県紀宝町

■日々是好日(にちにちこれこうじつ)
上地 桂花さん(井田)

私は京都の大学を卒業後、紀宝町に帰ってきました。子どもが好きなので、大学では児童学を学びました。体育の授業で大学の裏道を通り、清水寺までお散歩に行くなど楽しい思い出がたくさんあるので、京都が大好きです。また、地元を離れてから「ふるさと」の温かさに気づき、紀宝町も大好きです。
現在は子煩悩でやさしい夫とイヤイヤ期に入り小さな怪獣さんですが、目に入れても痛くない娘と3人で暮らしています。娘はパパが大好きなので、パパが熱帯魚に餌をあげる姿を真似して、一緒に「ぱらぱら―」と餌をあげています。そんな姿がほほえましく、幸せを感じる瞬間です。
娘が生まれてきてくれてから、食や環境のことを改めて考えるようになりました。食に関しては、出汁講座で学んだレシピで1時間かけて出汁を取ったり、ぬか床に野菜を漬けてみたり、昨年度子育て支援センターで開催してくださった味噌作りにも娘と参加しました。娘の腸内環境を整えること、そしてよい菌をつけてあげることが、今私が娘にできるプレゼントであると思っています。
環境に関しては、これ以上、川や海、空気を汚してしまうと娘たちの代でしっぺ返しがきては悲しいと思い、石けんやホタテパウダーなどのナチュラルクリーニングができるものを選び、できるだけ環境に負荷がかからない生活を選択するようにしています。娘たちには綺麗な地球で生活をしてほしいです。
今は育休中なので、家族との宝物のような日々を大切に、1日1日を感謝の気持ちで過ごしています。また、自分らしく生活できるように、日常に余白を作り、自分の心に素直になることも大切にしていきたいです。
結びになりますが、関わってくださっている方々、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

◇PROFILE
かみじ けいかさん
最近「鉄ミネラルアドバイザー」の資格を取得した上地さん。「人生一度きりなので、家族との時間を大切にしながら好きなこと、興味があることを追求し、社会(紀宝町)へ還元していきたいです」と話していました。

◎12月号は鵜殿の有岡(ありおか)奈美(なみ)さんです。上地さんからは、「引き受けてくださり、ありがとうございます。よろしくお願いします。」

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