令和4年度決算報告

2／36

■令和4年度決算報告
一般会計歳出額は67億7,933万円

令和4年度一般会計・特別会計の決算が町議会9月定例会で承認されました。
当初予算57億6,997万円でスタートした令和4年度一般会計決算は最終的に歳入が71億3,598万円、歳出は67億7,933万円。歳入から歳出を差し引くと3億5,665万円の黒字ですが、そのうち令和5年度へ繰り越す事業に必要なお金が2,462万円あるので、実質的な収支は3億3,203万円の黒字決算であり、そのうち2億円を財政調整基金に積み立てました。そのほか、特別会計においては左の表のとおりです。
それでは、令和4年度の一般会計決算状況をお知らせします。
(予算額・決算額は、千円単位を四捨五入しています。)

◇地方交付税が全体の約43・6%
歳入総額は71億3,598万円です。
歳入を町税や諸収入など町が自主的に確保することができる自主財源と地方交付税や国・県補助金など国や県から町に対して、交付されたり割り当てされたりする依存財源に大別し比較すると、地方交付税や国庫支出金などの依存財源が74・8%と全体の約3/4を占めています。依存財源のうち、町債などが前年度より減額したため、依存財源の割合が2・2%減少しています。また、町税収入などの自主財源は25・2%で、全体の約1/4です。
自主財源の中で最も多いのが町税収入で、10億8,636万円。町民一人当たりの負担は10万4,588円(町税の総額を令和5年3月31日現在の人口で割ったもの)です。
一方、依存財源で最も多いのが地方交付税で、31億1,416万円、歳入全体の43・6%を占めています。また、事業を進めるために国などから借り入れる町債は9・2%、6億5,880万円です。

◇民生費が全体の約31・9%
歳出総額は67億7,933万円で、目的別経費で見ると、鵜殿保育所建設事業や児童手当、福祉医療費助成制度などの民生費に充てられる費用が一番多く、歳出全体の31・9%を占める21億6,092万円でした。続いて多いのが新型コロナウイルス関連経済対策事業や結婚新生活支援事業などの総務費で、全体の17・5%、11億8,365万円でした。

◆令和4年度特別会計決算額、町の貯金と借金
特別会計とは、特定の事業を行う場合に特定の収入を特定の支出にあて、一般会計とは別に収支経理を行うことです。令和4年度の特別会計決算額は、歳入19億845万円、歳出18億3,852万円です。詳しくは下表のとおりです。
(単位：万円)

(単位：万円)

◇令和4年度の主なまちづくり事業