■水を抜き、点検・清掃を実施
ー防火水槽の点検を行いましたー
阪松原地区にある防火水槽の1つが一定量から水が増えなくなり、水漏れをしている恐れがあったため、このほど中の水を1度全部抜いて点検作業を行いました。
防火水槽とは、消火栓や河川、ため池などの水利が得られない地域で、消火用の水を貯めておく施設です。火災発生時の消火に備えて、町内では93基(飲用兼用6基)の防火水槽を整備しています。
点検作業では、地元の団員7人が参加して、まず水槽内の水をポンプですべてくみ上げました。そのあとブラシで壁を丁寧に磨いて汚れを落とし、底にたまった泥を取り除き、ホースで水をかけてきれいにしました。
問題の亀裂は目視では分からないほどでしたが、その後の調査で亀裂が確認されたため、業者によって漏水処理が行われました。
清掃時にはたくさんのごみも出てきました。いざという時に、ポンプに詰まったりすると大変ですので、田中(たなか)伸育(のぶやす)副分団長は「異物は絶対に投げ入れないようにしてください」と話していました。
■消防団員として活躍しませんか?
消防団員は、仕事や家庭などの本業を持ちながら火災・風水害・地震の発生時には団員として消火・救助などの活動を行います。また、平常時には火災予防の啓発活動などを行い、地域の安全確保に努めています。
◇新規団員募集
町消防団では、随時新規団員を募集しています。町内で居住または勤務している18歳以上の方ならどなたでも入団できます。
◇女性団員も活躍中
現在158人の団員のうち、8人の女性団員が活動しています。ご自分に合わせた活動が可能ですので、少しでも興味がある方など、たくさんの方の入団をお待ちしています。
問合せ:役場総務課防災対策室
【電話】33-0335
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