ペンリレー No.209

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■子育てのしやすい町
南　唯さん(井田)

私は那智勝浦町で生まれ育ち、ご縁があり、紀宝町に移住してきました。
子どもを産んで、今後今の仕事ができなくなったらどうしようと思い、仕事をしながら美容師の専門学校に通い、美容師の資格を取りました。その後、美容の資格をいくつか取り、2年前に自宅を建てたことをきっかけに、自宅内にサロン室を作り、まつ毛エクステーション・まつ毛パーマ・フェイシャルエステのお店をオープンしました。
また、2歳半になる息子がいるのですが、元々地元ではなかったので紀宝町で子育てをしていくことに不安がありましたが、子育て支援センターを利用し、子育ての悩みなどをスタッフの方や遊びに来ているお母さん方に相談することができたので、、不安も少しずつなくなっていきました。また用事ができて、息子の子守りができないときには、ファミリーサポートセンターを利用し、息子を預けることができて、すごく助かりました。
地元で子育てをしている友人に子育て支援センターやファミリーサポートセンターの話をすると、「うらやましい。私もできることなら紀宝町で子育てをしたい」と言われ、改めて紀宝町に移住してきて、紀宝町で子育てができてよかったな、と思いました。
今は、ファミリーサポートセンターではサポート会員が少ないと聞いたので、子どもを預けることができないお母さんたちの手助けになればと思い、依頼があれば、サポート会員としてお子さんを預かる活動をしています。
紀宝町には祖母が住んでいたので、すごく縁を感じています。たまたまですが、自宅の隣の方が以前の職場の先輩が住まわれていて、子ども同士も保育所が同じでいつも仲よくしていただき、とても感謝しています。これからも家族共々よろしくお願いします。
コロナ禍も少しずつ落ち着いてきたので、これから家族での思い出をたくさん作っていきたいと思っています。

◇PROFILE
みなみ　ゆいさん
結婚を機に紀宝町に移住し、サロンを経営されている南さん。「子育てしやすい環境で、移住してきてよかったです」と話していました。

◎8月号は井田の渡辺(わたなべ)巧(たくみ)さんです。南さんからは、「いつもありがとうございます。よろしくお願いします。」