一般国道42号新宮紀宝道路ー熊野川河口大橋の連結を祝うー

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国土交通省近畿地方整備局、三重県、和歌山県、紀宝町、新宮市は7月9日、新宮市にある丹鶴ホールで、「一般国道42号新宮紀宝道路熊野川河口大橋連結を祝う会」を開催しました。
これは三重県と和歌山県を結ぶ「熊野川河口大橋」が令和5年2月に連結したことを祝うもので、当日は両県選出の国会議員や両県議会議長などが出席し、連結を祝いました。
祝う会では、事業概要の説明や連結に伴い実施された各プレイベントの紹介、地域の子どもたちや地元関係者による応援メッセージの披露、熊野水軍太鼓保存会や近畿大学附属新宮中学校・高等学校吹奏楽部による演奏などが行われました。
また、6月26日には祝う会に先立ち、プレイベントとして、体験学習会が行われ、町からは鵜殿小学校5年生38人が参加し、津波避難訓練や鉄筋組立、建設機械搭乗、橋梁点検を体験しました。
同道路は非常用階段とスロープが設置されており、緊急時の一時避難場所にもなるため、車いすが必要な方の避難を想定し、スロープを使って車いす使用者を介助する訓練も行いました。
児童たちは、時折笑顔を見せながら、真剣に各体験を行っていました。

■令和6年秋開通予定　一般国道42号新宮紀宝道路
一般国道42号新宮紀宝道路は、三重県南牟婁郡紀宝町神内から和歌山県新宮市あけぼのに至る延長2.4kmの自動車専用道路です。
国土交通省が平成25年度に事業化し、平成30年から町内で工事が開始され、令和6年秋の開通に向け、着実に事業が進捗しています。
輸送時間の短縮、救急医療活動の支援、渋滞緩和による地域相互の振興と発展に寄与するほか、台風などによる土砂災害や南海トラフ地震などの地震災害時におけるネットワークを構築し、救命活動などを主な目的としています。