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自治体の皆さまへ

こんにちは保健師です!その212

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三重県紀宝町

■今月のテーマ
室内での温度差に注意
ヒートショックが多発する季節です

ヒートショックは、暖かい場所から寒い場所への移動など、急激な温度変化のために血圧が上昇し、失神したり、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす健康障害です。
特に、10℃以上の温度差がある場所は危険で、冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入るときなどに多発しています。
65歳以上の高齢者や高血圧の方など、上記のチェックリストに該当する場合は、対策をしてから入浴するようにしましょう。

〔チェックリスト〕
・65歳以上である
・高血圧、糖尿病、動脈硬化がある
・肥満、睡眠時無呼吸症候群がある
・浴室に暖房設備がない
・不整脈がある
・1番風呂が好き
・熱いお風呂が好き
・飲酒後にお風呂に入ることがある
・30分以上お湯に浸かることがある

◇予防のポイント
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖める
脱衣所を暖房器具などで暖めておきましょう。浴室は、床にスノコなどをひいたり、浴槽にお湯をためてふたを開けておくと効果的です。
(2)お湯の温度は38~40℃に設定する
41℃以上になると浴室での事故が増えると言われているので、38~40℃に設定しましょう。また、入浴する際は手や足など心臓から遠い場所にかけ湯をして、少しずつ身体を温めましょう。
(3)長風呂は避ける
長時間の入浴は身体に負担を与えるので、ほんのり汗ばむ程度にとどめ、お風呂から出るときは、ゆっくり立ち上がることを心がけましょう。
(4)食後、飲酒後の入浴は避ける
食後や飲酒後は血圧が下がりやすくなるので、入浴は避けましょう。また、脱水による血圧低下を防ぐため、入浴前には十分に水分補給をしましょう。

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