Q 起業したてで、人脈を増やしたいのですが
A 青年部や女性部の活動に参加してみませんか
■商工会青年部・女性部の活動
商工会青年部は商工会の会員、後継者のうち満45歳以下の男女で構成されている部会で、地域を元気にすることを主な目的として活動しています。
商工会女性部は商工業に携わる女性として、経営に関するノウハウを学ぶとともに、女性ならではの視点で地域の活性化に向けた取り組みを行っています。
町商工会青年部・女性部では、みなとフェスティバルや灯ろう焼き、婚活イベントといったイベントへの協力や独自の集まりなどを精力的に実施しています。
これらのさまざまな活動を行っていくなかで、自然と人脈が広がっていきます。
■こんな事業も行っています
○雇用創出マッチング事業
昨今の企業の人手不足への支援として、紀宝町内の企業を対象に雇用創出のための支援を行っています。
求職者の求める情報のポイントなど企業に提供し、各事業の求人募集に役立ててもらっています。昨年度は企業PR パンフレットの作成、働き方改革・労務管理セミナー、高校生と地元企業との交流会、町合同就職説明会を開催しました。
○共通商品券事業
町商工会では紀宝町商工会共通商品券を発行しています。
同事業に加盟している町内および商工会員事業所で利用できる商品券を発行することで、地域の消費拡大を促し、商工業の振興及び活性化に寄与することを目的としています。
現在、約90店舗で利用可能です。贈答品としてぜひご利用ください。
■「これからも事業者同士のつながりを大切に」
紀宝町商工会 田尾友児(たおゆうじ)会長
私自身、若いころから商工会に所属しており、いろいろなイベントなどに参加し、改めて感じるのは、地域の事業者同士のつながりがあってこそ、今まで事業を続けてくることができたということです。
今回、事務所が高台に移転したことで、災害発生時でも商工会の早期再開が可能になり、被災した町内の事業者の支援につながることで、結果的に町全体の復旧が早くなると考えています。
商工会では引き続き、起業や事業の継続に向けた支援を実施していきますので、加入をご検討されている方は、ぜひ事務局までご連絡ください。
■「新しいことに積極的に取り組んでいきたい」
紀宝町商工会青年部 千葉寛訓(ちばひろのり)部長
6年ほど前から商工会青年部の活動に本格的に参加しています。参加して感じたことは、青年部は多くのイベントに関わっており、これまでの先輩方ががんばって活動されてきた結果、今の青年部があると感じています。
個人的にもイベントの運営は楽しく、毎回みんなでアイデアを出し合って実施しています。
また、青年部の活動を通じて、普段なかなか関わることのない多くの方と知り合うことができたことは、私の仕事にも大いにプラスになっています。
これからも新しいイベントの開催に積極的に取り組んでいきたいと考えており、若い世代にも前向きなマインドを伝えられるようにがんばっていきたいと思います。
■「女性同士和気あいあいと楽しく活動しています」
紀宝町商工会女性部 南美智子(みなみみちこ)部長
商工会女性部では、長期保存が可能な災害備蓄用保存パンの取り扱いや防災勉強会などの地域防災事業を行っているほか、全国で災害が頻発していることから全国商工会連合会を通して義援金の活動も行っています。
また、みなとフェスティバルへの参加や花の寄せ植えといった活動を例年行っています。視察研修として、最近では大内山牛乳の工場見学やVISON へ行ったほか、新宮紀宝道路を歩くといった、個人ではなかなかできないことも行っています。
どの活動でも女性同士で和気あいあいとにぎやかに楽しく行っていますので、興味のある方はぜひご参加ください。
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