■火災から自分や大切な人の命を守るために
ー設置していますか?住宅用火災警報器ー
例年、住宅火災で亡くなった方の大半は65歳以上の「高齢者」で、その約半数は「逃げ遅れ」が原因です。
火災が発生したときに警報音で知らせてくれる住宅用火災警報器を設置することで、火災に早く気づき、逃げ遅れを減らし、命を守ることができます。また、住宅用火災警報器の設置は義務化されているので、設置していない家庭は、早急に設置しましょう。
◇設置箇所
設置が義務となっているのは、
◎全ての寝室
◎階段(1階以外に寝室がある場合)です。
台所は設置の義務はありませんが、火災の早期発見につながります。
◇秋の火災予防運動
11月9日(土)から15日(金)まで「守りたい 未来があるから 火の用心」をスローガンに秋季全国火災予防運動が実施されます。
令和5年中の全国火災件数(概数)は38,659件で、同年中の火災による死者数は1,500人、負傷者数は5,731人でした。特に、これからの季節は、暖房器具を使用する機会が増え、火災発生の危険も高まります。冬を迎えるにあたり、暖房器具の点検を十分に行ってください。
◇いのちを守る4つの習慣
住宅火災の原因は、たばこやストーブ、電気機器など、生活する上で身近にあるものが多くを占めます。火災を発生させないよう、日ごろから下記のことを心がけましょう。
(1)寝たばこは絶対にしない、させない
(2)ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
(3)こんろを使うときは、火のそばを離れない
(4)コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
問合せ:熊野市消防署紀宝分署
【電話】32-4545
<この記事についてアンケートにご協力ください。>