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自治体の皆さまへ

こんにちは保健師です!その221

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三重県紀宝町

■今月のテーマ
ご高齢の方は特に気を付けましょう‼
ーおもちによる窒息事故にご注意をー

おもちを食べる機会が増えるこの時期、気を付けたいのがおもちをのどに詰まらせる窒息事故です。
特に高齢になると、唾液の量が減少し、かむ力や飲み込む力も弱くなります。また、高齢者のおもちによる年間の死亡事故の半数は、1月に集中しており、正月三が日に最も多いです。
次の点に注意して、おもちによる窒息事故を防ぎましょう。

◇窒息事故を防ぐためには
(1)おもちは小さく切り、食べやすい大きさにしましょう。
(2)お茶や汁物などを飲み、のどを潤してから食べましょう。
(3)一口の量は無理なく食べられる量にしましょう。
(4)ゆっくりとよく噛んでから飲み込むようにしましょう。
(5)高齢者がおもちを食べる際は、周りの方も食事の様子に注意をはらい、見守りましょう。
(6)食べる時は、安定した姿勢で座って食べましょう。

◇喉に詰まったときの応急手当
万が一、おもちを喉に詰まらせた時は、大きな声で助けを呼び、119番通報とAEDの搬送を依頼し、直ちに詰まらせたおもちを取り除くことが必要です。
呼びかけて反応があれば、(1)まず、咳をすることが可能であれば、できる限り咳をさせます。(2)咳ができなければ、傷病者の背中側から、片方の手のひらの付け根で、両側の肩甲骨の間を何回も強くたたきます。
呼びかけに反応がない場合、または、反応がなくなった場合は、直ちに心肺蘇生を開始しましょう。いざという時に備え、応急手当の方法をよく理解しておきましょう。

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