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自治体の皆さまへ

ペンリレー No.218

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三重県紀宝町

■感謝
山川 悠衣さん(井田)

私は新宮市で生まれ、結婚を機に紀宝町に引っ越して来ました。今は、夫や両親、親戚に支えられ、子育てと両立しながら、中学校の英語教師をしています。
大学時代はホームシックになりながらも、友だちや環境に恵まれ、とても充実した日々で、大阪での就職を考えていました。しかし、大学のある授業の中で、自由なテーマでプレゼンテーションをするという課題を与えられ、私は迷うことなく「大好きな場所」というテーマを選びました。その「大好きな場所」とは、もちろん地元です。厳しいネイティブの先生でしたが、授業後に「話し方や表現からして地元が好きということが伝わった。ステキな場所だね」と言われ、地元が大好きなんだなぁと実感し、就活が本格化する時期には、自然と地元で就職したいと気持ちが変化していました。
紀宝町に引っ越してきたときは、不安もありましたが、関わってくださるみなさんが、とても親切にしてくださり、「野菜いる?」と畑で採れた愛情たっぷりの野菜をくださったり、子どもを授かったときに散歩していると、すれ違う方々が話しかけてくれ、安産パワーを送ってくださった方もいて、温かい町で子育てすることが楽しみになりました。
娘が生まれてからも「歩くの上手になったね」、「おしゃべり上手!」などと話しかけてくださり、成長を見守ってくれている気がして、幸せを感じます。また、平日で夫が休みの日には、子育て支援センターをよく利用しているのですが、夫が初めて行くとき、「俺が行っても大丈夫かなぁ」と心配していました。しかし、先生をはじめ、みなさん親切な方ばかりで、とても利用しやすい環境で夫婦共々ありがたく感じています。
私たちに関わってくださっている方々の温かさから、「周りの人を大切にすることの大切さ」というものを改めて感じることができました。

◇PROFILE
やまかわ ゆいさん
結婚を機に紀宝町に引っ越し、仕事と両立して育児に奮闘している山川さん。「周りの人を大切に日々過ごしていきたいです」と話していました。

◎5月号は浅里の福田(ふくだ)将志(まさし)さんです。山川さんからは、「バトンをつないでくださり、ありがとうございます。よろしくお願いします」

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