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自治体の皆さまへ

所信表明 2024ーKiho Townー(2)

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三重県紀宝町

◇子育て世代への支援
令和4年度から実施しております保育所・幼稚園・小中学校の「給食費の無償化」でありますが、昨今の物価高騰や社会情勢などを考慮し、令和5年度に引き続き、令和6年度におきましても無償化を継続して子育て世帯の経済的支援を図ってまいります。
子ども・障がい者・ひとり親家庭等への福祉医療費助成につきましては、現在、窓口負担無料の対象年齢を未就学児までとしておりましたが、本年9月から18歳到達年度末まで拡充し、子育て世代等の負担軽減と福祉の増進を図ってまいります。(ただし、国民健康保険加入者の場合で、新宮市内の一部医療機関は除く)
また、安心して子どもを産み育て、次世代を担う子どもの健やかな成長をまち全体で応援することを目的といたしまして、1歳児までの乳児を養育している家庭へ、紙おむつなどを支給する「子育て用品支給事業」を創設してまいります。
「チャイルドシート購入補助」につきましては、子育て世代の経済的負担の軽減や、子どもの成長に合わせた形での購入するニーズの高まりもありますことから、これまで1人1回限りで補助しておりましたが2回に拡充し、第1子は購入費の2分の1、上限10,000円、第2子は購入費の3分の2、上限15,000円、第3子は購入費の4分の3、上限20,000円に拡充し、子育て世代の経済的負担の軽減を図ってまいります。
次に、全ての保育所における業務のICT化を推進するため、「保育所業務支援システム」を導入し、児童の登降園管理・アプリによる欠席連絡・お知らせ一斉配信など、保護者がアプリ機能を使うことで、確実な連絡手段の確保や都合の良い時間での連絡ができ、保護者の負担軽減、および保育士の業務軽減につなげ、保育の質の向上を目指してまいります。
次に、小学校に入学する児童を持つひとり親家庭に対し、入学祝金として児童一人当たりこれまで5,000円を支給しておりましたが、令和6年度から30,000円に拡充し、当該家庭の経済的支援を図ってまいります。
また、町内に住民登録のある小・中学生や高校生を対象に、国際コミュニケーション英語能力テスト(TOEIC)、実用英語機能検定(英検)等の様々な検定料に対し、検定料の2分の1、年間上限4,000円請することができる「検定チャレンジ補助事業」を創設し、子どもたちのさらなる学習意欲の向上および学力向上につなげ、また、保護者の経済的負担の軽減を図ってまいります。

◇交通安全
令和5年4月から道路交通法が改正され、自転車利用者に対して乗車用ヘルメットの着用が努力義務化されたことに伴い、ヘルメット着用の普及促進、および物価高騰による家計負担の軽減を図ることを目的といたしまして、ヘルメット購入費用に対し2,000円を上限として、「自転車用ヘルメット購入補助事業」を創設し、自転車乗車時の事故や転倒による怪我の防止を図ってまいります。さらに、町内の中学生全員に対し、普段から使用できるようなデザインのヘルメットを配布し、日常的な着用の普及を図ってまいります。

◇補聴器の装用促進
聴力機能の低下により、日常生活に支障をきたしている高齢者に対し、補聴器の装用を促進することにより、社会参画の促進および地域との交流を支援し、また、日常生活の質の向上を図ることを目的としまして、聴覚障害による身体障害者手帳の交付を受けていない65歳以上の方で耳鼻咽喉科の医師の診断を受けた方を対象に、購入費用に対し30,000円を上限に、「高齢者補聴器購入費用助成事業」を創設し、まちの「誇り」である高齢者が充実した日常生活を送ることができるよう支援してまいります。

◇地域振興拠点施設
一般国道42号「紀宝熊野道路」沿いに国土交通省が整備を検討している防災拠点施設周辺におきまして、地域振興拠点施設を整備していくための基本構想を策定し、防災・医療・産業や観光などのあらゆる機能をもちあわせた拠点施設としての基本概念・めざす施設の将来像を明らかにし、実現するための基本的な施設の大綱を示してまいります。

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