新緑の季節となり、気温も徐々に上昇し、作業をすると汗ばむ日も増えてきました。
この時期、旬を迎える柑橘はサマーフレッシュがあります。サマーフレッシュは、八朔と夏みかんの組み合わせでできた品種で、さっぱりとしたみかんです。収穫後すぐに食べると苦味があるので、苦手な方は2週間程おくと食べやすくなります。さわやかな酸味がしみわたり、食感もよいのでぜひ食べてみてください。
今年の春、桜の咲くころ、私は温州みかんの苗木を定植していました。定植するには、園地製図の作成や耕した畑に杭を打つ作業など、色々な準備が必要です。
定植する際は穴を掘り、たい肥などを土に混和し苗の根にかぶせ、植えます。植え終わると土の中の空気を抜くように潅水(かんすい)を行います。潅水も時間がかかるので、定植後すぐ雨が降り出してくれると潅水を行わなくて済むのでラッキー。苗木は置いておくと段々と弱ってしまうので、定植前に仮植えするか、苗木を早く定植しなければ、栄養がある葉が落ち、成長が鈍化してしまいます。手際の悪い私は、去年苗木の葉を落としてしまいました。
今年もすでに葉が全て落ちている苗木が5本くらいあるので、これ以上葉が落ちないことを願うばかりです。
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