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自治体の皆さまへ

ペンリレー No.220

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三重県紀宝町

■予想外な紀宝町での生活
米中 宏志さん(鮒田)

自然豊かな土地で暮らしたい。その願いを叶えるべく候補に上がった土地は複数ありましたが、紀宝町に興味を持った理由として町の名前がありました。「紀宝町」字面が美しいこの町はどんな土地なんだろう?最初はそんなキッカケでしたが、気づけば紀宝町役場に移住体験の問い合わせをしていました。大雨の中での移住体験でしたが、海も山も川も滝もあり、想像よりも自然が豊かで素敵な町という印象でした。出会った方々の温かい心にも触れ「新生活を始めるならここしかない!」と即決するほど感動しました。
移住後は新たな出会いもたくさんあり、登山や沢歩き、YouTubeでの動画投稿などの新しい趣味も増えました。ただでさえ多趣味なのですが、いよいよ一日24時間では全然足りない状態に…笑。縁があり興味深く学びが得られる仕事にも出会い、昼と夜と掛け持ちしながらも充実した毎日を送っています。
東京では競うように生活してきました。少し燃え尽きた感があり、移住したら大自然の中でのんびり生活したい!なんて思っていたのに、紀宝町に移住してからは新しい興味ごとが尽きることなく生活に変化をもたらし刺激を与えてくれています。紀宝町での生活は「のんびり」とは程遠く、東京にいたときより忙しいです。ですが、紀宝町での「忙しい」は質がまったく違います。都会での忙しさは競争社会における歯車のような周囲の影響下による忙しさが多かったです。紀宝町での忙しさは、そのほとんどが自分主体の忙しさだと感じています。自分がしたいことをするために時間を消費できている、そういう忙しさなのでストレスはなく毎日が充実しています。
そんな贅沢で素敵な時間を過ごすことのできる紀宝町。今後どのような出会いと興味ごとを与えてくれるのか、この先の紀宝町での生活が楽しみで仕方ありません。

◇PROFILE
よねなか こうじさん
多趣味で、充実とした日々を過ごされている米中さん。「自然が豊かで、とても住み心地の良い町です」と話していました。

◎7月号は平尾井の森下(もりした)香苗(かなえ)さんです。米中さんからは、「いつもお世話になっております。これからもよろしくお願いいたします。」

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