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Greetings of the New Year(2)

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三重県紀宝町

地方創生につきましては、第2次紀宝町総合計画「後期基本計画」、第2期紀宝町まち・ひと・しごと創生総合戦略におきまして、「子育て支援」および「移住・定住の促進」を引き続き主要な施策として位置づけ、積極的に取り組みを行っているところであります。
こうした取り組みの結果、令和5年の転入者が転出者を上回ることができ、平成18年1月の町村合併以降初めて社会増が実現し、着実に成果が現れてきたところであります。
今後も継続的に取り組みを行うとともに、地域内外に「子育てしやすい町・住みやすい町」を広く情報発信を行い、「紀宝町」を移住先および定住先として選んでいただけるまちづくりを推進してまいります。

子育て支援につきましては、安心して子どもを産み育てられる環境整備を図るため、ワンストップで相談支援を行う「子育て世代包括支援センター」の機能を継続し、一人ひとりの実情に応じた産前産後のケアプランを提供するほか、不妊に悩む家族への支援、産婦健康診査、産後ケア事業など各種支援事業を実施し、妊産婦に寄り添ったきめ細かい支援を推進してまいります。また、子育て支援センター、ファミリーサポートセンター、学童保育等が利用しやすい体制の整備に努め、子育て家庭への支援体制を引き続き充実させてまいります。
また、本町における子ども・子育て支援にかかる総合的な計画として「第3次紀宝町子ども・子育て支援事業計画」の策定作業を進めており、子育て支援施策のさらなる充実に取り組んでまいります。

保育所環境の充実につきましては、令和6年に導入いたしました保育ICTシステムをさらに活用し、保護者の利便性を高めるとともに、保育サービスの質の向上を図ってまいります。
少子化等の現状や保育所の課題等につきましては、保育所保護者等で組織する「紀宝町立保育所のあり方検討委員会」において、引き続き検討してまいります。

福祉医療費助成制度につきましては、令和6年9月から、窓口無料化の対象年齢を三重県内医療機関では18歳年度末までの児童に、新宮市内医療機関では、社会保険加入者のみ18歳年度末までの児童に拡充いたしました。
今後、国民健康保険加入者における新宮市内医療機関の受診環境を整え、さらなる子育て支援の充実が図れるよう、各種の取り組みを進めてまいります。

障がい者福祉につきましては、障がいのある方の自立を支援する「障がい者グループホーム」の設置に向け、これまで取り組みを進めておりましたところ、和歌山県内の社会福祉法人から参入の申し出がございました。本町では、神内地区に事業地を確保し、施設の受け入れに向けた準備を行っているところであり、令和8年4月からの運営開始に向け、官民が連携し、円滑に事業が進められるよう取り組んでまいります。

高齢者福祉につきましては、令和6年度からの新たな取り組みといたしまして、聴力機能の低下により日常生活に支障がある高齢者に対し、補聴器の購入に要する費用の一部を助成する高齢者補聴器購入費助成事業を実施しております。今後におきましても、高齢者の積極的な社会参加や地域交流を支援し、高齢者福祉の増進等を目的に施策の充実化を図ってまいります。

ふるさと納税につきましては、返礼品の拡充やふるさと納税取扱いサイトの追加等を行ったことにより、本年度の寄附額が、令和5年度を18パーセント程度上回る見込みであります。今後も、出品者のみなさまにご協力を賜るなかで、地域資源を活かした地場産品や体験型プログラム等の返礼品の拡充を行い、さらなる寄附額拡大に向け事業を推進してまいります。

農業振興につきましては、将来の農業のあり方や農地利用の姿を明確化した「地域計画」をもとに、水稲および柑橘等の振興、担い手への農地集積、鳥獣害被害防止、耕作放棄地問題、農業基盤整備等の様々な課題対策に取り組んでまいります。

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