姉妹町および災害時相互応援協定を締結しております石川県中能登町とは、様々な分野で官民における交流が深められており、引き続き両町のさらなる発展と相互の協力の絆が深まっていくことを期待しております。
また、青森県藤崎町との地域間連携につきましては、両町のイベントにおいて相互に物産販売を実施しました。今後も、「ローカルtoローカル新連携プロジェクト」の旗印のもと、両町の物産相互販売やお互いの特産品を活用した新商品の開発等に引き続き取り組み、地域の物産振興に努めてまいります。
東紀州広域ごみ処理施設整備につきましては、令和6年に施設設計、本体工事および20年間の運営事業を実施する事業者を選定し、組合議会の承認を受けて事業契約を締結し、準備が進められているところであります。
本年につきましては、施設の設計を完了し、基礎工事等を進め、令和10年の稼働を目指し、東紀州環境施設組合および関係市町と引き続き連携して取り組んでまいります。
学校教育につきましては、学校教育振興ビジョンに掲げる「信頼される学校づくり」、「確かな学力」の向上、「豊かな心、健やかな体」の育成を柱に、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実に向けて取り組んでまいります。
また、町内小中学校の全普通教室などに整備した電子黒板や児童生徒の一人一台端末を積極的に活用し、探求的で深い学びの実現に向けた教育を推進してまいります。
幼児期から児童期の教育では、国が示す「幼保小の架け橋プログラム」の実現に向け、幼児教育から学校教育へスムーズに移行できるよう、令和4年度から取り組みをはじめ、本年度は、うどの幼稚園および鵜殿小学校においてそれぞれで取り組むべきカリキュラムを作成し、保育・授業参観などの交流や、合同研修等を実施いたしました。今後は、この取組を各小学校区に広げ、保護者のみなさまの理解を得ながら、「架け橋期」における幼児教育と学校教育の質の向上に努めてまいります。
社会教育につきましては、社会教育振興ビジョンに掲げる「人権の尊重」、「文化財の保護と活用」、「文化活動の振興」、「青少年の健全育成」等を柱に、子どもから高齢者まであらゆる世代に学習機会を提供してまいります。また、各種社会教育団体やボランティア団体と連携し、講座やイベントを開催し、生涯学習の推進および子どもの居場所づくりの充実を図ってまいります。
結びに、この一年がすべての町民のみなさまにとりまして幸多い年となりますことを心からお祈り申し上げますとともに、一層のお力添えをお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
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