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自治体の皆さまへ

【特集】次世代へのバトン(2)

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三重県菰野町

■幼保園から小学校へ繋ぐ架け橋
「もうすぐ小学生!」
「小学校ってどんなところかな?」

就学前教育から小学校教育へ移り変わる
そんな子どもたちの大切な時期を
円滑に過ごしてもらうために
幼保園と小学校を繋ぐバトン

▽5歳児→小学1年生
架け橋期って何?

架け橋期とは、義務教育開始前後の5歳児から小学1年生の2年間の期間を指します。文部科学省では、令和4年度から3年間、全国で架け橋期の教育の充実を図るため、モデル地域での「幼保小の架け橋プログラム」を実践していくこととしています。

◆円滑な架け橋となるために
幼稚園・保育園・こども園(以下「幼保園」)から進学する子どもにとって、小学校で本格的な学習を開始することや周囲の友達や環境が変化することは、精神的に非常に大きな影響があるといわれています。そんな架け橋期といわれる幼少期の大切な時期を円滑に過ごすため「幼保小の架け橋期教育推進事業」が町内で進められています。令和5年度はモデルとして鵜川原幼保園、小学校が選ばれ、令和6年4月から小学1年生となる5歳児クラスを対象に円滑な小学校への入学へと繋がるよう保育者と教員との交流や連携が進められています。

菰野町教育委員会 教育長
北口幸弘(きたぐちゆきひろ)
〈COMMENT〉
入学前に求められる力を準備できるよう、小学校では「確かな学力の定着」と「今の世の中を生き抜く力の育成」を目標に掲げ、就学前教育にも力を入れています。架け橋期教育推進事業を推進することで子どもたちは戸惑いなくスムーズに小学校へ入学できるようになると感じ、これからも幼稚園・保育園・こども園を所管する子ども家庭課と小中学校を所管する教育委員会がしっかり手を組み連携していきたいと考えています。

◆互いの様子を観察して生かす
鵜川原幼保園で行われた今年度2回目の「幼保小の架け橋期教育推進事業」の研修会では、鵜川原小学校長をはじめ、町内幼保園、小学校、私立保育園・こども園の代表者らが集まりました。今回の研修で選ばれた題材は「なんでもバスケット」。参加者は、子どもたちが自発的に取り組む様子とともに困っている子などに保育者がどのような声掛けを行っているかを観察します。観察後は、保育者が適切な声掛けを行えていたか、友だちや保育者と一緒に活動する子どもたちの姿にどんな学びや育ちがあったのかを振り返ります。現在はまだ、試験的な取り組みではありますが、今後は幼保園を卒園した子どもたちの小学校での授業を保育者が観察する機会を設けるなどして、さまざまな立場からの知見をあわせて町内全域での円滑な架け橋期の教育充実を目指していきます。

鵜川原幼保園 5歳児担任
水越由衣(みずこしゆい)
〈COMMENT〉
子どもたちにとって安心できる環境づくり、コミュニケーション力や学びの芽生えを大切にして環境を整え、小学校へ行っても自信をもって毎日を過ごせるように送り出したいと思っています。卒園した子どもたちが小学校でどのような生活を送っているのか知る機会がこれまで少なかったので、今後の架け橋期事業にしっかりと取り組み、子どもたちの成長を見届けていくつもりです。

鵜川原小学校 1年生担任
大塚詩織(おおつかしおり)
〈COMMENT〉
自分の思いを言葉で伝えることは、社会で生きていく上でとても大切なことです。その力を幼保園から小学校へと継続して育てていく期間が「架け橋期」であり、子どもたちにとって非常に重要な時期であると考えます。そのため、この架け橋期事業を通して幼保園と小学校が繋がり、子どもたちの成長を同じ視点で見ていけるよう、より一層関係を築いていきたいと思います。

▽未来へ繋ぐバトン(2)
全小中学校で講演 菰野町から宇宙へ

町内7つの小中学校で「夢の宇宙旅行時代到来!菰野町から宇宙へ!」と題して民間宇宙飛行士のTAICHI(タイチ)さんを招いて特別授業を開催しました。授業では、夢を持つことの大切さを伝えながら、アメリカの企業を中心に現在はさまざまな宇宙旅行の形式があることを伝え、子どもたちに宇宙はずっと身近で誰もが訪れることができる場所になりつつあることを伝えていました。

(株)ASTRAX 代表取締役
TAICHI(タイチ)(山崎大地)さん
〈PROFILE〉
1972年、神奈川県鎌倉市生まれ。小学生の時に自作の天体望遠鏡で土星を見て「宇宙船で行ってみたい」と志し、大学で航空宇宙工学を学び、卒業後は国際宇宙ステーション(ISS)の開発・運用などに携わる。現在は(株)ASTRAX代表としてジェット機を使った無重力飛行体験の提供や全国の学校などで民間宇宙ビジネスの講演を手がける。早ければ本年中に民間宇宙飛行士として宇宙へ飛び立つ予定。

宇宙へのこれまでの固定観念や常識は捨ててください。今の子どもたちが大人になる頃にはもっと宇宙が身近になっているはずです。ロケットを使えば世界各地を30分で移動でき、人類の生活圏が地表から離れ、時差や国籍などが全て必要なくなるかもしれません。宇宙で仕事をすることも夢ではありません!

問合せ:
・幼保園・こども園に関すること
子ども家庭課
【電話】391-1124
【FAX】394-3423
・小・中学校に関すること
教育課
【電話】391-1155
【FAX】391-1195

※詳細は本紙P.4~5をご覧ください。

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