◆土蔵から紐解く歴史
菰野横山邸園の敷地内の主屋北東に建つ横山家住宅土蔵は、江戸末期に建築されたとされる土蔵で、切妻造の置屋根に桟瓦葺、南面に瓦葺庇がついています。外壁は1階が簓子(ささらこ)下見張り、2階が漆喰塗で東西妻に堅羽目(たてはめ)板を張っています。大正8年頃と平成28年に改修され、平成28年には内部も改修されています。
土蔵には、江戸期の器やお盆、お札などの古文書が多く収蔵されており、当時の生活やこれまでの菰野町の変遷を窺い知ることができる貴重な資料の数々が収められていました。
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