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愛知電機(株) 藤田愛子(FUJITA AIKO)

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三重県菰野町

▽美し国三重市町対抗駅伝 16回出場(うち11回区間賞)
美し国駅伝でも他を寄せ付けない速さで区間内を駆け抜けた藤田選手の現役生活ラストラン。

LONG DISTANCE

▽PROFILE 藤田愛子
池底区出身。現在、愛知電機(株)所属。27歳。10歳で元気アップこものスポーツクラブに入会し、陸上競技をはじめる。菰野中学校、四日市商業高校でも陸上部に所属し、高校卒業後は白鷗大学に進学、全日本大学女子選抜駅伝競走などに出場。大学卒業後、愛知電機(株)に所属し、プリンセス駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝競争大会予選会)に1区で出場し、3位を獲得するなどエース選手として活躍する。2024年、第17回美し国三重市町対抗駅伝をもって現役生活の引退を表明。

■菰野町を背負い走る
小学6年生で初出場した美し国駅伝から年齢を重ねるにつれ、数々の記録を塗り替えてきた藤田選手。区間賞獲得は11回にものぼり、菰野町チームに誰よりも貢献した藤田選手が今期引退を迎えました。

▽藤田選手 コメント
美し国駅伝には、毎年チームの一員として参加させてもらったこと、たくさんの応援をいただけたことに感謝しかありません。そのおかげで息の長い競技生活を送ることができました。これからも趣味でランニングは続けていくつもりですが、スポーツの存在は、たくさんの出会いを経験させてくれたこと、自分自身を成長させ人生に彩りを与えてくれる素晴らしいものであったと引退を決意した現在、改めて実感することができています。

◆走る楽しさから長距離選手へ
元気アップこものスポーツクラブの入会をきっかけに陸上競技をはじめた藤田選手。競技を始めてすぐ、小学校のマラソン大会で1位となって結果が出たことから陸上競技にのめり込み、走る楽しさを実感して長距離にチャレンジしていきたいと思うようになったといいます。小学6年生時には、美し国三重市町対抗駅伝(以下、「美し国駅伝」)の小学生女子区間の選手に選ばれ、初めて菰野町チームのたすきを繋ぎました。中学生でも出場し、区間賞を獲得するなど、以後、菰野町チームにとって欠かせない選手となっていきます。
藤田選手は、高校へと進学してからも陸上部に所属して長距離種目を続け、美し国駅伝では、年齢を重ねるにつれ、ジュニア女子、20歳以上の一般女子と出場部門を変えながらもそれぞれで華々しい記録を残し、多くの部門で区間賞を獲得してきました。

◆菰野町に欠かせないランナー
高校卒業後も藤田選手は大学、そして実業団の陸上部に所属し、全日本大学女子選抜駅伝競走やプリンセス駅伝などに出場し、記録を残してきました。美し国駅伝にも変わらず出場を続け、令和5年度までで17回開催されている中で連続16回出場し、うち11回で区間賞を獲得しています。「長距離をやめようと思ったことはあるけれど、毎年美し国駅伝に戻ってくる度に、町をあげての応援と迎えてくれる菰野町チームが私に走る喜びを蘇らせてくれた」と、競技人生の中での美し国駅伝の存在を振り返ります。
そして、引退を表明して臨んだ令和5年度の第17回大会。菰野町チームは、藤田選手に有終の美を贈ろうと、これまでになく一丸となっていました。藤田選手が走る第8区時点では町の部2位、トップと2分30秒の大きな差が開いていましたが、優勝に導いたのは藤田選手自身の現役生活ラストランでした。1分30秒以上を追い上げ、劇的な逆転優勝を演出し、見事、現役生活最後のレースで町の部優勝を飾りました。「これまで以上に優勝を目指したチームの力を感じた。その力を糧にしてのゴールでした」と藤田選手は満面の笑顔で語りました。

■スポーツでの功績と栄光を称える スポーツ功労・奨励表彰
全国規模以上の大会で優秀な成績を収めた選手や団体などを表彰する令和5年度菰野町スポーツ功労・奨励表彰式を3月27日、役場本庁で開催しました。受賞した皆さんをご紹介します。(敬称略)
・功労表彰
・奨励表彰
※詳細は本紙P.3をご覧ください。

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