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自治体の皆さまへ

9/1防災の日関連企画 復興への兆(きざ)し-石川県穴水町の現在をたどる-

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三重県菰野町

令和6年1月1日に発生した能登半島地震。
元旦に発生した大地震は能登半島を中心に大きな被害をもたらしました。
支援のために菰野町からも職員を派遣している石川県穴水町(あなみずまち)の現在とともにいつ発生するかわからない南海トラフ地震への備えについてお伝えします。

◆懸命に進められる復興作業
地震の発生により3000戸以上の家屋等が倒壊および損壊し、26人もの方が亡くなった穴水町。現在の穴水町でも、町内各地に点在する倒壊家屋を重機が解体し、災害廃棄物を載せたトラックが、地震によって隆起した道路を通行していく作業風景を町内各所で垣間見ることができます。復興支援のため、菰野町からも令和6年4月から1年間の任期で職員1名を派遣し、支援を行っています。地震発生から半年が経過する中で、関係各所や他自治体の支援を受けながら、穴水町は徐々に復興の兆しが見えてきています。

《穴水町被害状況DATA》

・道路:通行止め5路線、片側通行5路線
・水道:令和6年3月2日に町内全域の上水道復旧
DATAは令和6年7月末現在のもの

《穴水町DATA》
人口:6,961人
世帯数:3,389世帯
面積:183km2

◆菰野町から穴水町へ1年間派遣
穴水町 環境安全課 福島良介(ふくしまりょうすけ)
派遣当初から菰野町の住民課戸籍係在籍時に培った経験を生かして被災家屋等の公費解体のための受付業務に従事し、申請者の相続関係の戸籍確認や解体業者への発注業務等にも携わっています。大変な業務ばかりですが、穴水町や私と同様に派遣された他自治体の皆さんと連携して、早期の復興を目指して取り組んでいます。

【菰野町でも準備する災害への備え】
令和6年8月8日に発生した宮崎県日向灘を震源とする地震によって、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されるなど、南海トラフ地震はいつ起こってもおかしくない状況にあります。災害への備えを各家庭で見直しておきましょう。

▽NOTE 01:固定
倒れやすい家具には転倒防止具を設置しましょう。町では65歳以上の方のみで構成される世帯に家具転倒防止具を無料で配付しています。

▽NOTE 02:備蓄
災害発生から3日間程度(できれば1週間)は生活できるよう、避難時の持出品(飲料水、非常食など)を事前にまとめておきましょう。

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