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自治体の皆さまへ

ひろげよう人権尊重の輪

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三重県鈴鹿市

■バリアフリーと学校施設
平成31年4月に「障がいの有無にかかわらず誰もが共に暮らしやすい三重県づくり条例」が施行されました。この条例には、「障がいの『社会モデル』」の考え方が反映されています。
「社会モデル」とは、障がいのある人が日常生活などで受ける制限は、機能障がいのみによって生じるものではなく、社会におけるさまざまなバリア(社会的障壁)との相互作用によって生じるものであるという考え方です。
例えば、車いすを使用している人が建物を利用しづらいと感じるのは、体の機能障がいが原因ではなく、段差があることや、エレベーターがないなどの建物の状況(社会の側)に原因があるとする考え方です。
本市では、学校施設の新築時や既存施設を改修することでバリアフリー化を行っており、最近では、令和5年3月に完成した大木中学校新校舎に、スロープ・手すり・エレベーター・車いす使用者用トイレなどを設置しました。
学校は子どもたちにとって大切な居場所です。今後も、誰もが安心して学校施設を利用できるようにバリアフリー化を進めていきます。

人権教育は、子どもを取り巻く「差別の現実から深く学ぶ」ことを原則とします。思いやり、心掛けを目指すのではなく、「自分の人権を守り、他者の人権を守るための実践行動ができる力」を育みます。差別のない社会の実現を図る主体者づくりを目指しましょう。

問合せ:
教育政策課【電話】382-9049【FAX】382-7878【E-mail】kyoikuseisaku@city.suzuka.lg.jp
教育支援課【電話】382-9055【FAX】382-9053【E-mail】kyoikushien@city.suzuka.lg.jp
人権政策課【電話】382-9011【FAX】382-2214【E-mail】jinkenseisaku@city.suzuka.lg.jp

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