いつもの食品で「もしも」に備える
地震などの災害により、水道・電気などのライフラインが使えなくなるだけでなく、物流も機能しなくなる場合があります。「もしも」のときに備え、最低でも3日分、できれば1週間分の食品を家庭で備蓄することを心掛けましょう。
■備蓄は難しくありません
食品の備蓄は誰にでもできます。普段食べているカップ麺や缶詰などを少し多めに買い置きし、賞味期限の古いものから消費・補充するローリングストック法がおすすめです。
◇備蓄の3点チェック
・まずは、普段食べている食品を買って、蓄える
・普段の食事で食べる
・食べたら買い足して、補充する
■ローリングストック法って?
蓄える、消費する、補充することを繰り返しながら、一定量の食品が備蓄されている状態を保つことがローリングストック法です。
備蓄できる食品の中には、キャンプや山登りなどのアウトドアでも使える食品があります。ローリングストック法を日常生活の一部に取り入れてみましょう。
■自身に合った食品の備蓄に努めましょう
高齢者、持病・アレルギーのある方は、それぞれに合った食品を備蓄することが重要です。
▽高齢者の方
一般の家庭の備えとそれほど大きな違いはありません。体力が落ちたときや食欲がなくなったときなどに備え、レトルトのおかゆやインスタントの味噌汁などがあると安心です。
▽食べる機能が弱くなった方
かんだり飲み込んだりするなど食べる機能が弱くなった方は、栄養状態がよくない方を対象にした介護食品(スマイルケア食)が効果的です。
▽慢性疾患の方
日頃から栄養バランスの良い食事を心掛けるとともに、食事療法を行っている場合は、災害時でも継続できるように備蓄する食品を工夫しましょう。
▽アレルギーがある方
アレルギーの方は、アレルゲン※が含まれていない食品を備えておくことが大切です。アレルギー対応食品は災害時には特に手に入りにくくなりますので、注意が必要です。
※アレルギーの原因となる抗原(原因物質)のこと
問合せ:防災危機管理課
【電話】382-9968【FAX】382-7603【E-mail】bosaikikikanri@city.suzuka.lg.jp
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