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令和5年度施政方針(2)

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三重県鈴鹿市

■『まちづくりの柱』

◆大切な命と暮らしを守るまち すずか
南海トラフ地震をはじめ、全国的に被害が頻発している集中豪雨や台風などの自然災害に対するを行うとともに、市民の皆様の生命・財産を守る取り組みを行います。
▽インターネット版ハザードマップ作製
地震や豪雨災害時、市内で想定される被害の状況を取りまとめたインターネット版ハザードマップを作製し、公開します。
▽消防・救急体制の強化
地域防災の中核を担う消防団と連携するとともに、消防指令システムの更新を行い、消防・救急体制を強化します。
▽防犯カメラの設置促進
防犯カメラを設置する自治会などへの設置費用補助や、犯罪などの認知があった公園に防犯カメラを設置し、犯罪を抑止します。

◆子どもの未来を創り 豊かな文化を育むまち すずか
安心して子育てができる環境づくりを実現するため、これまで以上に市民の皆様に寄り添った効果的な施策を講じます。
▽途切れのない支援
不妊治療助成費の拡充や、子どもの成長を記録する「すずっこファイル」の活用など、途切れのない支援を引き続き推進します。
▽体育館へのエアコン整備
小・中学校の体育館にエアコンを整備し、児童・生徒の活動時や防災拠点としての利用時において、熱中症予防や環境改善を図ります。
▽教育のDX(※)化
児童・生徒向けに配備された1人1台の端末を活用し、オンライン授業やデジタル教科書などにより、教育のDX化を推進します。
※DX:デジタル技術を用いて、生活などをより良く変えること

◆みんなが輝き 健康で笑顔があふれるまち すずか
コロナ禍の経験の中で、地域医療の充実に向けた取り組みを進めていくことの重要性を痛感したことから、子どもからお年寄りまで、健康で笑顔があふれる取り組みを進めます。
▽小児医療体制の充実
県や鈴鹿市医師会などの関係機関のほか、三重大学と連携し、身近な地域で小児医療を受けられる体制の充実を図ります。
▽地域包括ケアの確立
誰もが住み慣れた地域で心身ともに健康で自立して暮らしていけるよう、住まい・医療・介護・介護予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムを推進します。
▽重層的な支援体制の構築
福祉分野をはじめ、あらゆる分野の制度の垣根を超えた包括的な支援が行えるよう、重層的支援体制を構築します。

◆自然と共生し 快適な生活環境をつくるまち すずか
次世代の子どもたちが安心して暮らせる持続可能なカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みのほか、市民の皆様が快適に生活できる環境を整える取り組みを行います。
▽デマンド交通導入へ
現状の地域公共交通ネットワークの維持や利便性向上を図るとともに、新たな移動手段として、デマンド交通の導入を進めます。
▽幹線道路ネットワーク
企業活動を支えるとともに、災害時に機能する幹線道路ネットワークの早期整備に向けて、国や県に強く働きかけます。
▽都市公園の魅力向上
パークPFIなど、公民連携による施設の利活用を検討し、都市公園の魅力や利便性の向上を図ります。

◆活力ある産業が育ち にぎわいと交流が生まれるまち すずか
本年度に全線開通する国道23号中勢バイパスなどの幹線道路の整備をチャンスと捉え、産業活性化を図ります。また、本市の豊かな自然や文化などを生かし、にぎわいと交流が生まれるまちを目指します。
▽企業誘致の推進
民間主導の土地区画整理事業により整備された鈴鹿椿工業団地への企業誘致を進めます。また、効果的な土地の利活用を検討します。
▽農林水産業の持続的発展
ほ場(水田)整備事業や農業用水のパイプライン化など、農業生産基盤の整備促進や、担い手を育成し、食料の安定供給に向けた取り組みを行います。
▽モータースポーツのまちの発信
eモータースポーツを活用することで、リアルとバーチャルの両面から、本市最大の地域資源であるモータースポーツを発信します。

■市民力、行政力の向上のために
5つの「まちづくりの柱」を推進していくためには、基礎となる市民力、行政力のさらなる向上が欠かせません。質の高い行政経営を実現するため、行政力の向上に取り組みます。
▽男女共同参画の推進
男女共同参画意識を高めていただけるよう、情報発信や啓発事業を行います。
▽人権意識の高揚
人権尊重都市宣言30周年に合わせて、「じんけんフェスタinすずか」を開催します。
▽多文化共生の推進
外国人市民が生活する上で必要な行政情報や生活情報などを届ける手段を拡充します。
▽市民が主役のまちづくりの推進
地域づくり協議会などと連携し、持続可能なまちづくりを進めます。
▽行政と市民との情報共有
ホームページの全面リニューアルを行うほか、SNSなどを活用し、効果的に情報発信します。
▽公共施設マネジメント
施設保有量の適正化や運営管理の適正化、公共施設の長寿命化に取り組みます。
▽健全な財政運営
鈴鹿市総合計画を中心とし、計画的かつ健全な財政運営に努めます。
▽職員の能力向上
市職員の行政経営に対する意識を高めるとともに、職務執行能力の向上に取り組みます。

※この施政方針は概要です。全文は、市ホームページをご覧ください。

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総合政策課
【電話】382-9038【FAX】382-9040【E-mail】sogoseisaku@city.suzuka.lg.jp

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