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鈴鹿deはたらこっ!プロジェクト(1)

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三重県鈴鹿市

■地元就職を「チーム鈴鹿」が支えます
高等学校卒業後に進学や就労によって、市外・県外に流出する若年者が増え、本市の生産年齢人口が減少しています。また、地元企業よりも大手企業への就職を考える若年者が増えています。
本市は、4月に「鈴鹿市総合計画2031」をスタートし、「市内に雇用の場が確保され、安心していきいきと働くことができる環境が整っている」ことを目標の一つに掲げて、「#最高に住みやすいまち鈴鹿」の実現を目指しています。
このたび、その取り組みのメインとして、地元企業、市内高等学校と高等教育機関、ハローワーク鈴鹿、鈴鹿商工会議所と本市が連携し、「チーム鈴鹿」として雇用促進事業の企画・立案・実施に取り組む「鈴鹿deはたらこっ!プロジェクト」を創設しました。

≪生産年齢人口(15~64歳の人口)の推移≫

◇プロジェクトが目指す未来の鈴鹿
本市の地域産業の担い手を確保するため、年齢や性別、ライフステージに関わりなく、全ての求職者に市内企業の魅力を伝え、両者がマッチングする機会を増やすために本プロジェクトではさまざまなことに取り組んでいます。
若年層を中心に生産年齢人口が増えると、地域が豊かになり、さらには、企業の成長や経済の活性化につながります。地域と経済が好循環し、税収が増え、子育てや介護・医療をはじめとするさまざまなサービスの提供が可能になることは、最高に住みやすいまちの実現につながります。

■プロジェクトで作り出す!地元就職のチャンス
◇鈴鹿市雇用促進連携協議会

≪鈴鹿市雇用促進連携協議会の構成図≫
就職したが思っていた仕事ではなかったなど、働くことへの価値観の違いが生じると、働き続けることが難しくなります。
働く人と企業との間にズレがないようにするため、学生の声、企業の声を雇用促進連携協議会でしっかり情報共有し、地元での継続的な雇用につなげます。
鈴鹿商工会議所 副会頭 松嶌 康博(まつしまやすひろ)さん

◇合同企業説明会inすずか(毎年3月開催)
令和5年度の実績
参加者:156人
参加企業:38社
内定者(R6.8現在):11人

◇次回は令和7年3月開催!ぜひご参加ください!
・気軽に!
企業担当者やキャリアコンサルタントが親身になって相談に乗ってくれる。
・知れる!
さまざまな業種の地元企業が参加し、良いところを知るきっかけになる。
・対象者が幅広い!
年齢や国籍を問わない求人企業が参加

◇高校生のインターンシップ
高校生を対象に市内企業で実施した職業体験。参加した高校生と企業担当者の声を紹介します。

▽参加した高校生の声
・人との関わり、感謝されることのうれしさを体験できました。
・人と関わる仕事は、責任を持った行動が大切だと実感しました。
・仕事の大変さを感じるとともに改めて将来について考えようと思いました。

▽企業担当者の声
・職業体験で高校生に「自社の魅力」を正しく伝え、就職のミスマッチを防ぐことで、若手社員の採用と継続的な雇用につながると思います。
・学生の皆さんと交流を持つことで、新たな発見や気づきを得ることができました。
・体験してもらうことで、今後の進路の選択肢が増えればいいと思います。

※職業体験は、働くことへの理解を深めるとともに、自分自身の将来や、仕事への適性について考えるきっかけになります。多くの方が、希望する職場へ就職できるよう継続して取り組みます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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