■鈴鹿を選んde働く皆さんに聞いてみた
Uターンは都市部へ移住した後、故郷に戻ること。Iターンは出身地とは別の地方に移住すること。Jターンは地方から都市部へ移住し就職した後、故郷のほど近いところに戻ることをいいます。UIJターンをして、本市で働く3人の方に話を聞いてみました。
◇Uターン
鈴鹿→東京を経て再び鈴鹿へ
渡邉静代(わたなべしずよ)さん 文化会館勤務
▽どんな仕事?
文化会館の各種イベント企画や運営などを担当しています。今年7月に文化会館リニューアルイベントが催され、スタッフが一丸となって運営を行いました。
▽鈴鹿で働くきっかけは?
新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに地方移転を検討した結果、生まれ育ったまち「鈴鹿」に戻ることを決意しました。現在は空き家になった実家を、自分の手でリノベーションして住んでいます。
▽地元で働くメリットはどんなこと?
古くからの友人に会えることです。Uターン就職を決意した際、不安もありましたが、地元の友人があたたかく迎えてくれました。最近では、小学生時代の同級生と同窓会をするなど、友人とのつながりを大事にしています。
▽鈴鹿の良いと思うところは?
近所で海が見られるところです。初日の出の光景は感慨深いものがあります。地元の人もあたたかく、とても住みやすいまちだと思います。
◇Iターン
茨城→栃木→東京を経て鈴鹿へ
平塚薫美(ひらつかくるみ)さん ホンダモビリティランド勤務
▽どんな仕事?
採用担当として、新卒・中途採用のほか、ダイバーシティ推進、研修業務などのサポートをしています。
▽鈴鹿で働くきっかけは?
高校を卒業後、モビリティリゾートもてぎに就職。学びたいことがあり、一度退職して上京しましたが、今後のキャリアを考え、「また、ホンダモビリティランドで働きたい」と思い、再度就職し、本社である鈴鹿サーキットに配属されました。
▽鈴鹿に住んでみて感じたことは?
何より人があたたかい。お買い物の会計の際、ほとんどのお客様が店舗スタッフの方に「ありがとう」と言葉で伝えています。私自身、会釈だけのことが多かったので、しっかり言葉で伝えるようになりました。
また市内のバンドサークルに所属しており、プライベートも充実しています!
◇Jターン
大阪→北海道を経て鈴鹿へ
伊勢智子(いせともこ)さん 清水清三郎商店勤務
▽どんな仕事?
日本酒の製造を行う蔵人(くらびと)という立場で働いています。日本酒造りでなじみのある麹造りや、お酒の仕込みはもちろん、洗米やお酒を搾るための準備など、さまざまな工程があります。香り豊かで、味わいが優しく、透明感のあるきれいなお酒を目指して、多くの人に喜んでもらえるお酒を造るために日々頑張って働いています。
▽鈴鹿で働くきっかけは?
大学生のときに日本酒が好きになり、酒蔵で働いてみたいと思うようになりました。学生向けの就職サイトに登録して酒造会社を探していたところ、この会社を見つけました。
▽鈴鹿に住んでみて感じたことは?
近鉄の駅が近くにあることで、名古屋や大阪へのアクセスが良いです。また、大型ショッピングモールが近くにあり便利です。特に、夜は田んぼからカエルの鳴き声がするなど、とてものどかなところだと感じています。
◇UIJターンを応援就職フェアINTOKYO
※首都圏在住で、鈴鹿で働きたい人必見!
本市には魅力あふれる企業がたくさんあります。UIJターン就職に興味のある方に、本市の企業を知っていただくため就職フェアを開催します。参加者特典もありますので、家族や友人などで対象となる方がみえましたら、ぜひお声掛けください。
日時:令和6年11月9日(土)13時~16時
会場:三重テラス(東京都中央区)
対象:鈴鹿市で就職・転職または移住を検討している方
※出展企業など、詳しくはウェブサイトをご覧ください。
■鈴鹿de仕事を探す
+住むところ・お出かけするところも
◇お仕事情報サイト鈴鹿deはたらこっ!
市内の求人情報を幅広く掲載しており、企業の特徴や求める人材などから、あなたに合った企業を探すことができます。
◇LINE公式アカウント鈴鹿市お仕事ナビ
友だち登録をするだけで、イベントの開催情報や、就職セミナー情報、新規求人情報など、就職に役立つ情報が届きますので、ぜひご登録ください。
▽移住・定住
空き家バンクや、補助金・移住支援金制度などで移住のお手伝いをしています。詳しくは市の移住・定住ポータルサイトをご覧ください。
▽子育て・お出かけスポット
子育て情報誌を発行し、引っ越して来た方も安心して子育てできる環境を作っています。
お出かけスポットも掲載しています。
市内には、皆さんから愛される企業がたくさんあります。鈴鹿で生まれ育ち、学んだ若い方や保護者様など、たくさんの方に市内企業の良さを知ってほしいと思っています。また、市内企業へUIJターン就職を希望する方に、納得できる進路選択をしてもらえるよう支援していきたいと考えています。
持続可能な地域経済の実現と地域の活性化を目指して、より一層効果的な雇用対策への取り組みを進めていくため、「鈴鹿deはたらこっ!プロジェクト」を企画し、キックオフしました。産学官や関係機関と連携して「チーム鈴鹿」で取り組んでまいりますので、本市の雇用対策に注目してください。
産業政策課長 野島 慎人(のじままさひと)
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問い合わせ:産業政策課
【電話】382-8698【FAX】382-0304【E-mail】sangyoseisaku@city.suzuka.lg.jp
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