マイナ救急で命を守る
市消防本部は、救急業務の迅速化・円滑化を図るため、マイナ保険証(マイナンバーカードの健康保険証)を活用した救急業務(マイナ救急)を実施しています。もしものときに備えて、マイナ保険証を携行しましょう。
■マイナ救急の効果
マイナ保険証を活用して、システムから早期に情報を閲覧できるため、次の効果があります。
・傷病者の正確な情報が得られる。
・傷病者や家族が書類などを準備し、詳しく説明する負担が軽減される。
・得られた情報を基に、応急処置が迅速に開始でき、また、搬送先の病院が適切に選定できる。
・搬送先の病院では、治療の事前準備ができる。
■実際に搬送された方や救急隊の声
・搬送された方…緊急時で慌てていて、過去に受診した病院や服用している薬など思い出せなかったので、助かりました。
・救急隊…高齢の夫婦から伝えられた既往歴や薬剤の情報が曖昧でしたが、マイナ保険証を活用することで、正確な情報を把握することができました。
■マイナ保険証を使った救急搬送の流れ
(1)119番通報
指令員が「どこで」「だれが」「どうした」を聞き取り、併せてマイナ保険証の用意を依頼します。
(2)救急隊が到着
傷病者本人から同意を得てマイナ保険証を受け取ります。
(3)情報の閲覧
マイナ保険証を端末機器に差し込み、氏名や生年月日、既往歴や病院の受診歴、処方薬などの情報を、システムから閲覧します。
(4)病院へ搬送
閲覧した情報から、搬送先の病院を選定・連絡して向かいます。
■マイナ保険証を携行しましょう
今年の6月から約2カ月間行った実証事業では、マイナ保険証の携行があり、本人などの同意を得て医療情報を閲覧できたのは、全救急搬送人員の約18%(およそ5人に1人)でした。
また、マイナ保険証を携行していた方の約98%で医療情報の閲覧ができました。
救急現場では、さまざまな手段で情報を集める指令員が「どこで」「だれが」「どうした」を聞き取り、併せてマイナ保険証の用意を依頼します。マイナ保険証を端末機器に差し込み、氏名や生年月日、既往歴や病院の受診歴、処方薬などの情報を、システムから閲覧します。必要があります。得られた情報を基に、応急処置を迅速に開始し、状態に応じた病院を選定するなど、正確な情報を迅速に得ることは、命を守ることにつながります。
もしものときに備えて、マイナンバーカードの取得、健康保険証の利用登録、普段からの持ち歩きにご協力をお願いします。
問合せ:
・マイナンバーカードについて
【電話】327-5056(鈴鹿市マイナンバーコールセンター)
【電話】0120-95-0178(マイナンバー総合フリーダイヤル)
・マイナ救急について
【電話】382-9155(市消防本部消防課)
問い合わせ:消防課
【電話】382-9155【FAX】383-1447【E-mail】shobo@city.suzuka.lg.jp
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