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自治体の皆さまへ

令和6年能登半島地震から学ぶ 大地震への備え(2)

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三重県鈴鹿市

地震が起きる前に…あなたは準備できていますか

■最低3日分、推奨1週間分の備蓄
災害時に必要なものはたくさんありますが、中でも大事なものをリストアップしました。これら以外の必要なものについては、鈴鹿市総合防災マップ(冊子版)68・69ページで確認し、準備をしておきましょう。また、それぞれの体力に合わせて、持ち運べる量を非常持ち出し袋に入れておくと緊急時により役立ちます。

■市の制度を活用する
◇無料の耐震診断
昭和56年5月31日以前に工事着工した旧耐震基準の木造住宅を無料で耐震診断します。

◇除却工事補助
耐震診断で「倒壊する可能性が高い」と診断された木造住宅の取り壊し費用を補助します。

◇耐震補強設計・工事補助
耐震診断で「倒壊する可能性が高い」と診断された木造住宅の補強工事をするための設計費や工事費を補助します。

◇家具の固定
大地震が起こったとき、固定されていない家具は転倒する恐れがあり大変危険です。市では無料の家具固定を実施しています。詳しくは、本号14ページのお知らせをご覧ください。

■絶対に必要な「トイレ」
避難生活ではトイレ問題が深刻です。排水設備が破損すると、既存のトイレが使えなくなり、仮設のトイレなどを使用しますが、衛生面の維持が困難です。もしもに備えて、簡易トイレの袋や便座、携帯トイレなどを自宅で準備しておくときっと役立ちます。

■生活用水の確保
大地震に伴う断水は、復旧に時間がかかりますので、洗濯やトイレなどに使用する生活用水も確保しておきましょう。雨水を溜めるタンクの設置やポリタンクの備蓄、浴槽に水を溜めておくと良いです。市は災害時協力井戸の募集も行っていますので、井戸をお持ちの方は、ぜひ登録してください。詳しくは、防災危機管理課へお問い合わせください。

甚大な被害をもたらす大地震は、いつどのタイミングで起こるか予測ができません。大切なことは、災害が起きる前に家の耐震化や備蓄などのできることをしておくことです。
あらためて自身の備えを確認していただき、防災・減災に努めていただきたいと思います。

危機管理部部長 西澤俊一郎

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防災危機管理課
【電話】382-9968【FAX】382-7603【E-mail】bosaikikikanri@city.suzuka.lg.jp

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