今年の元日、家族とともに帰省先である富山市にいた私は、16時ごろショッピングモールで夕食の買い物をしていたとき突然大きな揺れに襲われました。近くにあった吹き抜けの天井の一部が崩れ落ちた音や、叫び声など、辺りは一時騒然となりましたが、幸いにもその場にけが人は出ませんでした。能登半島地震による富山市の震度は5強。今までに体感したことのない揺れに恐怖を覚えました。
揺れと同時に私がとった行動は、近くにあった買い物かごを子どもたちに被せて頭を守り、ガラスのショーケースから離れること。これは、市が行う防災啓発でも市民の皆さんに伝えていることです。たまたま今回は落ち着いて行動できましたが、周りには呆然と立ち尽くしている人もいました。日ごろから防災について考え、訓練をしておくことが大切だとあらためて感じる経験でした。(由)
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