ひと・まち・モータースポーツ

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■鈴鹿8耐～45回目の夏～
1978年に第1回大会が開催された「鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)」。コロナ禍による2度の中止を挟み、今年が45回目の節目となり、7月19日(金)から21日(日)まで開催されます。
今では世界耐久選手権の1戦として国内外に知られている鈴鹿8耐は、“鈴鹿オリジナル”のレースです。オイルショックでレース界が低迷していた70年代後半に「鈴鹿で久々の2輪国際大会を」という機運を受け、鈴鹿サーキットと関係者が創り上げた「11時30分スタートの8時間耐久」という独自のレース形式は、数多くのドラマと感動を生み出してきました。
レース前日の夕方には、鈴鹿商工会議所青年部主催の「バイクであいたいパレード」が行われ、市内から鈴鹿サーキットまで約500台ものバイクがパレードするなど、モータースポーツのまちらしく、地元との一体感は格別。今や鈴鹿8耐は、鈴鹿市の財産といっても過言ではありません。
大迫力のル・マン式スタートから大輪の花火が夜空を彩るフィナーレまで、特別な一日をぜひ会場で体感してください。

中野能成(なかのよししげ)(鈴鹿モータースポーツ友の会事務局)