■鈴鹿大生が鈴鹿8耐クラス優勝に輝く
広報すずか3月5日号の本コーナーで紹介した鈴鹿大学3年生の吉田愛乃助(よしだあいのすけ)さん(20歳徳島県出身)が、「鈴鹿8時間耐久ロードレース」(鈴鹿8耐)決勝レースでSSTクラス優勝を獲得し、総合で17位の戦果を収めました。
SSTとは「スーパーストック」の略で、改造が制限されたマシンで戦うクラス。総合優勝を争うEWC(世界耐久選手権)クラスより性能は若干低いのですが、マシンの差が出にくくライダーの技量やチームの総合力が問われるクラスで、激戦が展開されます。各クラスが一斉に走る鈴鹿8耐の、今年のSSTクラスへの参加は、46台中14台でした。吉田さんは所属チーム「TONERTSYNCEDGE4413BMW」の一員としてドイツ製バイク「BMWM1000RR」を駆り、無事に大役を果たしました。
レース後間もない8月2日に市長を表敬訪問し、喜びの報告を行った吉田さん。参戦中の全日本ロードレース選手権シリーズ後半戦での健闘を誓うとともに、「次なる夢は世界への挑戦」と声を弾ませました。
中野能成(なかのよししげ)(鈴鹿モータースポーツ友の会事務局)
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