■「小さな変化がすべてを変える」
私はこれまで多くの中小企業者のかたと仕事をしてきましたが、仕事に人生をささげ、努力を惜しまない皆さんを心から尊敬しています。
なぜなら、ビジネスをはじめるとき、自分がよく知っていることや得意なことはすぐマスターできますが、コミュニケーション・スキルやマーケティング・スキルなど、ビジネスに不可欠な他のスキルのマスターはとても難しいことだからです。
そして、観光業のかたが外国人観光客を集客するためには、普段の仕事に小さな変化(新たなチャレンジ)を起こす必要があります。
「小さな変化が大きな違いを生むこともある」。「Parfois un petit rien change tout」「パルフォア・アン・プティ・リアン・シャーンジュ・トゥー」。
例えば、日本のレストランの店構えは控えめで、店に入って初めてその店の雰囲気がわかりますが、西洋文化では、レストランの外装はとても重要視されており、中に入りたいと思わせる工夫があります。つまり、マーケティング的なアピールは外から始まるのです。
実は日本を訪れる多くの外国人は、少し日本語が話せたとしても、最初は伝統的なレストランに緊張して入れません。それは、とてももったいないことです。そこで、日本の伝統的なレストランの外装をチェンジするのではなく、レストランの店先に”Welcome”や”Open”のような小さな飾りをつけることで、外国人観光客はもっと気軽にレストランを訪れるようになると思います!「ここなら気軽に入れるし、食事も楽しめる」といったイメージを持つはずです。ぜひ試してみてください!
問合せ:観光商工課
【電話】25-1157
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