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自治体の皆さまへ

「人生会議」のすすめ

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三重県鳥羽市

■あなたは人生最期をどのように迎えたいですか
人生会議とは、万が一の時に備え、あなたの大切にしていることや、どのような医療や介護を望んでいるかについて、自分自身が考えたり、あなたの信頼する人たち(家族、友人、医療・介護の支援者など)と繰り返し話し合ったりすることです。
私たちは何らかのかたちで人生の最期を迎えることになります。その時がいつ来るかは誰にもわかりません。事故や急な病気などでは、本人に意識がなく、家族が判断を迫られる場合もあります。いつかはやってくる最期のときを自分らしく生きるために、まだ先のことと考えず、ご家族や信頼できる人と話し合っておくことが大切です。そして、伝えたいことを書き留めるためのツールとして、みなさんに「エンディングノート」をお渡ししています。
ご希望のかたは地域包括支援センター(【電話】25-1182)へ連絡してください。

Q1:なぜ、話し合っておくほうがいいの?
A1:あなたの思いや考えを共有しておくと、将来ご家族などがあなたの気持ちを考えて判断するときに役立ちます。

Q2:いつ話し合うの?
A2:特に決まった時期はありません。できれば元気なときから話し合いましょう。
例えば、
・毎年の誕生日
・季節行事など家族が集まる機会
・病気になってこれからの生活が不安になったとき
・病院を退院するとき
・介護保険を申請するとき
・施設に入所するとき
など

Q3:誰と、何をどのように話せばいいの?
A3:あなたと家族でも、あなたと医療・介護関係者でも、2人以上集まれば話し合いは始まります。信頼できる人たちと話し合いましょう。
・これまで歩んできた自分の歴史
人生を振り返って、好きだったもの、楽しかったことなどを思い出してみましょう。やりたいことを思い出すきっかけになります。
・現在考えていること、悩んでいること、知りたいこと
療養やそれ以外のことでも、自分の想い、不安や疑問、気になることなど話してみましょう。
・これから希望すること、知っておきたいこと
やっておきたいこと、伝えておきたいこと、お願いしておきたいことなど、これからのことについて話してみましょう。
・結論が出なくてもいいのです。お互いの意見を尊重し合う過程が大切です。

問合せ:在宅医療・介護連携部会(健康福祉課地域包括支援センター内)
【電話】25-1182

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