令和5年度に取り組む主な事業を紹介します(2)

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◆目指す姿
人と自然が調和した環境にやさしいまち

◇海洋ごみ流出対策事業　798万円
海洋へのプラスチックごみの流出対策として、市内の道路ごみおよび清掃活動の状況について、システムを用いて把握します。また、沿岸部、特に離島における流出懸念プラスチックごみの回収や再資源化に対する市民意識の向上や啓発の推進に取り組みます。

◇漁業者応援事業　400万円
漁業経営の安定化を図るため、生産性や価値の向上に資する取り組みを実施する市内養殖漁業者のグループや漁場環境のデータを蓄積するための漁業観測機器を導入する鳥羽磯部漁業協同組合に対して支援します。

◆目指す姿
誰もが生きがいを持ち、安心して暮らせるまち

◇地域交通事業　536万円
人口減少やコロナ禍などの影響により変化している人流の実態や移動手段などの調査を通して、かもめバスや市営定期船をはじめとした公共交通のあり方を検討し、最適なネットワークの構築を目指します。

◇へき地診療所運営事業　1,976万円
医療資機材がセットされたマルチタスク車両を活用し、オンラインで医師の診察を受けることができる医療MaaSの導入に向けた実証調査を実施します。

◇消防施設整備維持管理経費　1,559万円
災害時などに消防団活動を行う際の拠点となる長岡分団の消防団格納庫について、旧長岡中学校を活用して新たな詰所機能を備えた格納庫などを整備します。

◇船舶建造事業(定期航路事業特別会計)　1億6,528万円
安全運航の維持および利用者の快適な移動手段を確保するため、バリアフリー機能を備えた新しい船舶を建造します。

◇地震対策推進事業　500万円
自主防災倉庫を整備する取り組みのほか、市が指定する津波避難場所またはまちで決めた避難場所に通じる避難路の新設・改修や、避難路に手すり、防護柵などを整備するために町内会、自治会が行う取り組みを支援します。

◇地域共生社会推進事業　4,060万円
鳥羽らしい「地域共生社会」を実現するため、地域の主体と連携しながら多様化する地域課題の解決に向けた事業展開を行っていくほか、地域で活躍する多様な団体の活動を発信し、地域住民同士がつながりあえる環境を創出するため「地域共生フェスタ」を開催します。

◇一般介護予防事業(介護保険事業特別会計)　108万円
コロナ禍により、心身が衰えた状態(フレイル)になる高齢者が増加していることを受け、AIによる電力データの解析を通してそのリスクを把握し、介護予防につなげる取り組みを実施します。

◆目指す姿
行政改革大綱(効率的・効果的なまちづくりを進めるために)

◇政策推進・調整事業　568万円
人口減少社会においても幸せが満ちるまちづくりを進めるため、多方面の外部組織と連携を強化し、情報収集や情報発信を多角的に行うことで、さらなるまちの魅力向上を目指します。

◇ふるさと納税推進事業　4億9,542万円
特産品の魅力向上やポータルサイトの充実、PR活動などのほか、多様化する寄附促進手法の研究や導入を通して、寄附者の満足度の向上とさらなる寄附の増額に取り組みます。また、本市の活性化を応援する企業との関係構築を図ることで、企業版ふるさと納税制度の活用を促進します。