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自治体の皆さまへ

9月は認知症月間です 認知症とともに生きるために

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三重県鳥羽市

■認知症ってどんな病気?
認知症は、なんらかの原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりすることで、これまでつちかってきた記憶や考えるなどの認知機能が低下し、日常生活を送る上で支障が出てくる状態のことをいいます。症状は、もの忘れ・被害妄想・幻視(げんし)(見えないはずのものが見える)などひとりひとり違います。
認知症は一部の病気を除き治すことはできませんが、服薬や周囲の対応などにより進行を緩やかにすることができます。
また、認知症のかたは誰よりも早く自身の認知機能の低下に気づき、大きな不安を抱えている場合があります。

認知症の症状

■認知症のかたや家族への支援
1.認知症初期集中支援チーム
市では、認知症を早期発見し早期対応するため、認知症の知識を特に持つ医師・医療職員・介護職員からなるチームが対応しています。

認知症初期集中支援チーム(オレンジチーム)

◇チームの対象者は?
認知症が心配されるかたや、認知症の症状があり対応が難しいかたが対象です。

◇チームの活動内容
対象者とその家族などから聞き取りをしたうえでチーム会議を開き、支援の方針を決定します。
対象者が医療や介護サービスへつながることを目標に支援を行います。支援期間は最長6か月間です。

2.認知症の人を見守る~認知症サポーター養成講座~
認知症は誰でも発症する可能性があります。症状を悪化させないためには、周りのかたが症状・薬・認知症のかたへの接し方などの正しい知識を持ち、温かく支援することが大切です。
認知症になっても誰もが住みやすい地域となるよう、認知症について知る機会をもってみませんか。

3.相談することが大切です
周りのかたに認知症状が見られ、対応に困っている場合は抱え込まずに相談することが大切です。

■認知症サポーター養成講座
日時:10月11日(水)午後2時~3時30分
場所:保健福祉センターひだまり2階・ひだまりホール
定員:10人
申込期限:10月10日(火)
申込先:地域包括支援センター
※今回の教室以外でも、5人程度の少人数から講習会をさせていただきますので、ぜひ、連絡してください。

■[認知症月間]鳥羽市立図書館特設コーナー
~図書館にお越しの際は、ぜひご覧ください~
期間:9月1日(金)~30日(土)
場所:図書館入口付近
内容:
(1)認知症関連の本の紹介
(2)認知症のかたの声や介護者の思いやエピソードの紹介

■身近な相談場所
・地域包括支援センター【電話】25-1182
・松阪厚生病院認知症疾患医療センター【電話】0598-29-4522
・三重県認知症コールセンター【電話】059-235-4165

※今回掲載の事業についての申し込み・問い合わせは、地域包括支援センターへ連絡してください。

問合せ:健康福祉課地域包括支援センター
【電話】25-1182

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