■ママ・パパだいすき
先日、生後2か月の赤ちゃんを抱っこしました。小さくて可愛くて、おっぱいの匂いがしました。生まれたての赤ちゃんは、視力が0.01くらいだと言われていますが、話しかけるとじっと見てくれました。声掛けを続けると、口の動きを真似ているように、唇を動かし声も出し、とても愛しく感じました。
ところが、ママ・パパが声を出し、手を出す気配を感じるとすぐに反応して視線はママ・パパの方へと移っていきました。大好きなママ・パパにはすぐに気付く赤ちゃんに感心しました。生後2~3か月ですでに声や匂い、肌の温もりなどの感覚的な愛着関係が生まれているのです。
お腹がすいて泣くと授乳してもらい、大きな音にびっくりして泣くと抱っこして、優しく声を掛けてあやしてもらうなどの心地よい体験を重ねていく中で愛着関係が深まっていきます。
特定の身近な人との愛着関係が十分築けると、その次に特定の人だけでなく、それ以外の人を受け入れる力へとつながっていくと言われています。赤ちゃんは、コミュニケーションの基本を、生後間もないこの時期から積み重ね始めているのですね。親子間の愛着関係の大切さを改めて感じました。
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