■「住警器、設置していますか?」
煙や熱をいち早く感知し、大きな音で火災を知らせてくれる「住宅用防災警報器」通称“住警器”ですが、鳥羽市の条例に基づき、全ての住宅の寝室には設置の義務があるのはご存じでしょうか?
目で煙や炎を見る、鼻で焦げた臭いを感じる、耳でパチパチと燃える音を聞くなど、普段であれば五感で、火災に気づくことができます。しかし、あなたは就寝中でも五感で、すぐに気づくことができますか?「気がついたら煙と炎で逃げられない!」そうなってからではもう遅いのです。
もし、住警器が正しく設置されていたら…未然に防げた、燃え広がらずに済んだ、という火災も数多くあります。
全国統計でも、住宅火災で住警器が設置されている場合とされていない場合で、死者数と損害額は半減し、焼損面積は6割減となり、設置することによる効果は絶大です。
住警器を設置することも重要ですが、いざという時に正常に作動するかどうか、定期的に点検も行いましょう。手順は住警器についているボタンを押すか、ひもを引っ張るだけです。「正常」と音声が流れたら合格です。また、住警器は設置から10年が交換の目安とされているため、この機会に一度、確認してみてはいかがでしょうか?
11月9日(土)~15日(金)は「秋季全国火災予防運動」期間です。あなたの大切な家族や財産を守るために、住警器の設置と定期的な点検をよろしくお願いします!
問合せ:消防本部予防室
【電話】25-9688
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