～ひだまり通信～健康いいね!(2)

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■予防接種についてのお知らせ
◇風しん抗体検査・予防接種
▽クーポン券使用期限が近づいています
昭和37年4月2日～昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、過去に公的な風しんの予防接種が行われていないため、ほかの世代と比べて風しんの抗体保有率が低い可能性があります。対象となるかたは、クーポン券を使用して無料の風しん抗体検査を1人1回限り受けることができます。また、抗体検査の結果、風しんの抗体が「陰性」のかたは、無料で定期接種を受けることができます。
クーポン券が使用できるのは、令和7年2月28日(金)までです。使用期限に注意してください。

◇高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種
▽任意接種費用の一部助成は今年度限りで終了します
令和6年度以降、定期接種の対象者は年齢が65歳のかたで、誕生月末に予診票を送付します。
66歳以上のかたで、接種を希望する場合は、任意接種として全額自己負担で接種することができますが、令和6年度に限り、任意接種費用の一部助成を行っています(過去に1回も接種していないかたのみ)。接種を希望するかたは、健康福祉課健康係で予診票交付申請手続きを行ってください。
※くわしくは、市ホームページなどをご覧いただくか、健康福祉課健康係へ問い合わせてください。

■お酒と上手に付き合うために
年末年始は飲酒する機会が増える時期です。お酒について知ったうえで、上手にお酒と付き合っていきましょう。
◇お酒に「酔う」とは
「酔う」とは、アルコールが血液によって脳に運ばれ、脳がまひする状態を指します。
量の飲酒であれば、陽気な気分になる、リラックスするといった効果があります。一方で過度な飲酒は、脳のまひが進み、知覚や運動能力が鈍ることで、同じ話を繰り返す、転倒する、他人とトラブルを起こすなどのリスクが高まります。また、1回の飲酒で急激に多量のアルコール摂取をすると急性アルコール中毒を起こし、命にかかわる危険性があります。

◇お酒の影響を受けやすい人
(1)年齢
20歳代の若い人は脳が発達途中のため、健康問題のリスクが高まる可能性があります。
高齢者は、体内の水分量の減少などで、アルコールの影響が強く現れます。
(2)性別
女性は一般的に男性よりも体内の水分量が少なく、分解できるアルコール量も少ないため、影響を受けやすいことが知られています。
(3)体質
体内のアルコール分解酵素の働きなどは、個人差が大きく、少量のお酒でも顔が真っ赤になったり、動悸や吐き気がする場合があります。

◇純アルコール量について
お酒が身体に影響を及ぼす度合は、「何を何杯飲んだか」ではなく、お酒に含まれる「純アルコール量」と関係しています。純アルコール量の計算式や、お酒の種類ごとに含まれる純アルコール量の例は次の通りです。
なお、近年では「純アルコール量」が記載されている商品もあります。
【純アルコール量(g)=お酒の量(ml)×アルコール濃度(度数/100)×アルコール比重(0.8)】

◇お酒に含まれる純アルコール量の一例
・ワイン(12%)
量：グラス1杯(350ml)
純アルコール量：12g
・ビール(5%)
量：1杯(350ml)
純アルコール量：14g
・缶チューハイ(7%)
量：1缶(350ml)
純アルコール量：20g
・日本酒(15%)
量：1合(350ml)
純アルコール量：22g
・ストロング系(9%)
量：1本(350ml)
純アルコール量：25g
・焼酎(25%)
量：1合(350ml)
純アルコール量：36g

◇お酒と健康の関係
長期にわたり大量に飲酒すると、個人差はあるものの、アルコール依存症、生活習慣病、肝疾患、がんなどの疾病を発症しやすくなります。また、飲酒量(純アルコール量)が少ないほど、健康へのリスクが少なくなると言われています。国が推進する「健康日本21(第三次)」では、「生活習慣病のリスクを高める量(1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上)を飲酒している者の減少」を目標にしています。

◇健康的にお酒を楽しむために
▽お酒との付き合い方を見直してみましょう
(1)自分の飲酒状況などを把握する
(2)あらかじめ量を決めて飲酒をする
(3)飲酒前または飲酒中に食事をとる
(4)飲酒の合間に水を飲む
(5)一週間のうち、飲酒をしない日を設ける(連日の飲酒を避ける)

▽飲酒量チェック・飲酒運転防止に
(1)自分の飲酒状況などを把握する…飲酒チェックツール　SNAPPY PANDA(スナッピーパンダ)
飲んだお酒の種類と量を選ぶと、簡単に総飲酒量(純アルコール量)とお酒の分解にかかる時間が計測できます。

申込・問合せ：健康福祉課健康係
【電話】25-1146