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#スマートフォン教室
#継続は力なり
令和5年度もシニア向けのスマートフォン教室(以下スマホ教室)事業に1年間携わりました。実施2年目となった令和5年度は、モデル地区に加え、鳥羽の誰もが参加できるよう保健福祉センターひだまりでも定期開催されました。
ひだまり会場はいつも盛況で、常に7人以上のかたが参加されています。車で来られるかたはもちろん、バスを利用して参加されるかたや、復習を望んで繰り返し参加されるかたも多くみえました。参加者の多くは女性でしたが、夫婦で参加されるかたも珍しくありません。教室中では、自分以外のかたの質問やその回答にみながうなずく場面があり、みなさん本当は困っているのだなと感じる機会も多かったです。また、教室前後の時間では、個人の悩み事を相談しているかたも多く、安心して学べる「場」が身近にある事の大切さを感じました。それらの悩み事には「とばメール」に関するものも少なくありません。定期船の運行情報やまちの情報をいち早く得られる良いモノという認識はあっても、登録できない・不具合に対応出できないから使えていないという状態が結構あるのです。
このような情報の隙間を埋める地域の「場」はとても貴重であり、現在のシニア向けスマホ教室はそのような「場」にもなっています。次回のスマホ教室の開催日を紙にメモしていたシニアのかたが、スマホのスケジュール帳に入力してメモする姿へ変わっていた時には、とてもうれしい驚きがありました。
問合せ:健康福祉課長寿介護係(生活支援コーディネーター 杉浦徹)
【電話】25-1186
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