■地域おこし協力隊として活動をしていただいた日下耀太さんが、任期を満了して退任されたことから、これまでの取り組みや暮らし、今後の活動について紹介します。
地域おこし協力隊鳥羽なかまち~集いの空間づくり~担当の日下耀太です。令和3年7月からなかまちエリアを拠点に活動してきました。この度、3年の任期を終え、令和6年6月30日で協力隊を退任しましたので、これまでの活動をご報告させていただきます。
街並みに彩りを添えるため地域のかたがたと屋号旗を作成し、各お店の協力のもと、店頭に飾ることで地元のかたに喜んでいただきました。
なかまちマーケットという地域イベントでは、規模を大きくし、事前準備や当日の会場設営から警備まで、運営側として幅広く参加しました。また、前職の不動産の知識を活かし、鳥羽市空き家バンクの手伝いもしました。空き家の紹介だけでなく、鳥羽に転居・移住されるかたに鳥羽の魅力や生活についてお伝えできたと思います。
なかまちの広報活動にも力を入れました。遠方から来るかたにも気軽に手に取ってもらえるように、なかまちが発売した塩あめをホテルやお土産屋さんに置いてもらうことで、なかまちのプロモーションを行いました。さらに、なかまちオンラインショップを立ち上げました。より多くのかたになかまちを知ってもらえるよう奮闘しました。
学生と一緒に地域活動を行いました。皇學館大学のCLL活動では、看板の作成やクイズラリー、餅つきイベントを実施し、多くの住民のかたたちに参加していただきました。芝浦工業大学の建築学部の学生とは、空き家のリノベーションを行い、体験型のイベントを実施しました。子どもたちの参加も多く、子どもたちが集える空間を提供できたと思います。
活動の中でなかまちを訪れたかたたちと町歩きを行い、案内することが多くありました。学生時代からよく訪れていた鳥羽を、今では案内する側として多くのかたに知ってもらえるお手伝いができて大変うれしく思いました。
最後になりましたが、活動を支えてくださった地域のみなさん、3年間本当にありがとうございました。特に、なかまちのみなさんには大変お世話になりました。おかげさまで充実した日々を過ごすことができました。協力隊は退任しますが、今後もイベントの参加やお手伝いを通じて鳥羽のまちと引き続き関わっていきたいと考えています。
問合せ:企画財政課移住定住係
【電話】25-1227
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