鳥羽市が誇る四季折々の「鳥羽ざかな」を漁協さんがご紹介!
■真牡蠣
牡蠣には、一般的に養殖されている真牡蠣と、真牡蠣よりひと回り大きい岩牡蠣があります。岩牡蠣は主に夏が旬ですが、冬から春にかけて出荷される真牡蠣は、今まさに最盛期を迎えています。
鳥羽市のかき養殖は、県内屈指の生産量を誇り、桃取、安楽島、浦村などが主な産地で、それぞれ味や身質に特徴があります。
潮の流れが速く、栄養豊富な桃取の海で育つ牡蠣は「桃こまち」と呼ばれ、甘みとふっくらとした身が自慢。伊勢湾の豊かな水と黒潮がぶつかる漁場で育つ「安楽島かき」は、身がしっかり育ち、深い味わい。穏やかな生浦湾で育つ「浦村かき」は、えぐみが少なく、柔らかい身質が特徴です。
鳥羽の牡蠣は主に生育が1年以内でクセが少なく、生食(※)、焼き、蒸し、フライなど何でも美味しくいただけます。近年は海水温の上昇などで出荷時期が遅れる傾向がありますが、例年、4月ごろまで楽しむことができます。全国的に見ると生産量は少ないですが、「鳥羽の牡蠣はツウ好み」と呼び声高く、ファンも多くいます。今年はぜひ、それぞれ特徴のある牡蠣を食べ比べてみてはいかがでしょうか?
(※)出荷元に生食可能であるかを必ず確認してください。
問合せ:
観光商工課観光係【電話】25-1157
農林水産課水産係【電話】25-1167
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