■フレイルを予防しよう
「フレイル」とは、年齢とともに心身の活力(筋肉や認知機能など)が低下して、要介護状態となるリスクが高くなった状態をいいます。フレイルを予防することは、要介護状態の予防につながり、健康寿命を延ばします。
フレイルは大きく4つの種類に分かれています。自分の状態と向き合い、予防に取り組むことで、その進行を緩やかにし、健康に過ごしていた状態に戻れる可能性もあります。
(1)身体的フレイル
関節などの運動器の障がいで、移動が困難になったり、筋肉が衰えたりする状態をいいます。
(2)オーラルフレイル
噛んだり、飲み込んだり、話す機能の衰えが積み重なった状態をいいます。
(3)精神・心理的フレイル
高齢になり、定年退職やパートナーを失ったりすることで引き起こされる、うつ状態や軽度の認知症の状態をいいます。
(4)社会的フレイル
人との交流が減るなど、社会や地域とのつながりが希薄化することで、閉じこもりや孤立してしまう状態をいいます。
フレイル予防には、栄養・身体的活動・口腔ケア・社会参加の1つ1つが欠かせません。
フレイルの入口は人それぞれだからこそ、ひとつの入口からドミノ倒しにならないように、「食べて・動いて・人とつながる」を毎日の生活に取り入れ、無理なく楽しくフレイル予防に取り組みましょう。
問合せ:国保健康課
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