5年に1度の総合防災訓練

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11月19日、久御山町総合防災訓練を久御山中央公園で実施し、約740人が参加しました。
災害時は、自分自身の身を守る「自助」、地域コミュニティといった周囲の人たちが協力して助け合う「共助」、そして公的機関による救助・援助である「公助」の連携が不可欠です。この総合防災訓練は、5年に1度、久御山町と防災関係機関、災害応援協定を締結している団体、そして住民の皆さんとの連携を確認するために実施しています。
当日は、午前8時に南海トラフ巨大地震が発生し、久御山町で震度7を観測したという想定のもとで行いました。まず、住民の皆さんは防災行政無線の合図で、その場で地震の揺れから身を守る行動をとるシェイクアウト訓練を行い、その後、各自治会で最寄りの避難場所へ避難する避難訓練を実施しました。
訓練会場の中央公園には、避難訓練を終えた住民の皆さんや関係者が集まり、災害対策本部、消防団、災害応援協定を結んでいる団体などの訓練を実施しました。会場では、ヘリコプターやドローンによる被災状況の確認や倒壊家屋からの救出、火災消火、緊急物資搬送などの訓練を行いました。
訓練後は関係機関の展示や販売ブースに移動し、参加者は防災用品や耐震対策の説明に耳を傾けました。体験コーナーでは、AEDや消火器、水中歩行、煙体験ハウスなど、緊急時に必要な体験をしました。