◆子どもたちが考える これからの久御山町
子どもたちは自分たちの暮らすこのまちをどう思っているのでしょうか。
8月3日に開催した「久御山町子ども議会」では、町立小・中学校、久御山高等学校の子どもたち10人が子ども議員となり、普段の生活で「こうしたい」「こうなったらいい」と思うことを提案しました。
子どもたちは、大人が考えている以上に自分たちの暮らしているまちのことを考えているのかもしれません。
「街灯を増やすことで、自分が歩きやすくなるだけでなく、みんなの事故が減る」
「駐車場を増やすことで久御山に来やすくなり、そこに特産品販売を絡めることでPRにもつながる」
「子育て支援にお金をかける理由はなんだろう」他にも、自分たちの目線で周りの人たちが楽しめるように、まちがよくなるように、そんな想いが届いてきました。
中には実現が難しいことや、すぐにはできないこと、住民の皆さんの協力が必要なこともあります。
「どうすればいいのか」そう未来を担う子どもたちと一緒に考えていくことが、このまちを変化させ、子どもたちが考えるこれからの久御山町をさらに明るく照らすのかもしれません。
・質問内容と答弁の内容は、ホームページに掲載しています。
・当日の様子をYouTubeで配信中
(本紙13ページにQRコードを掲載しています)
○嶋田海仁(しまだかいと)議員
街灯を増やし、夜道を明るくすれば、みんなが夜でも見やすくなり、自転車事故も減ると思います。
○西村香凜(にしむらかりん)議員
公園の遊具を減らしてもっと広くすれば、ボールで遊べたり、鬼ごっこもしやすくなると思います。
※西村さんの「西」は環境依存文字のため置き換えています。詳しくは本紙P.13をご覧ください。
○鳴神莉緒(なるかみりお)議員
修学旅行の補助や子どもの医療費無料など、どんな想いから子育て支援を充実させているのですか。
○藤村采香(ふじむらあやか)議員
久御山町には駅がありません。騒音対策や費用も必要だと思いますが、電車の新駅はできませんか。
○田邉笑多郎(たなべしょうたろう)議員
図書館に資料や伝記ばかりでなく、今流行の漫画や小説を増やせば、来館する子どもが増えると思います。
○春山蒼依(はるやまあおい)議員
プールには虫やごみが飛んで来て気持ちよく入れません。学校と町民プールに屋根をつけられませんか。
○山田青葉(やまだあおば)議員
久御山町以外の人でも参加できる工場参加型のイベントを立ち上げ、町の魅力をPRしてはどうでしょうか。
○中路佳音(なかじかのん)議員
多目的グラウンドやたくさんの遊具があり、誰でも安心・安全に来られる場所をつくってはどうでしょうか。
○小嶋(こじま)ゆうり副議長
イベントなどで使用できる駐車場を作り、合わせて久御山野菜を販売すればPRになり、観光客増加にも繋がると思います。
○中西結衣(なかにしゆい)議長
のってこタクシーをさらに使いやすくするために、電話予約だけでなく、アプリで予約できるようにしてはどうでしょうか。
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