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はぐくみ♡コラム(10)

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京都府久御山町

■こどもの育ち(自我の育ち)と栄養
生まれた赤ちゃんは、口に指や乳首が入ると、ちゅうちゅうと吸う「反射」が備わっており、ミルクや母乳を飲んで栄養を摂取することができます。ミルクや母乳の味に慣れ、空腹という感覚を「不快」だと泣いて訴えだすころには、自分の意思で首を動かせるようになります。そして、首が安定し感情が豊かになる5~6か月ごろに『離乳食』が始まります。
離乳食が始まる時期に増えている悩みはアレルギーへの心配です。湿疹など炎症が起きている皮膚から食べ物が入り込むと、アレルギーリスクが増すと言われているため、赤ちゃんのスキンケアが大事です。最初の一口を与えることは親としては心配ですが、子どもの体調も肌状態も良く、病院にも行くことができる時間帯に、まずはおかゆひとさじ程度からスタートしてみましょう。
離乳食が始まると、最初は今までとは違う味や舌触りに慣れずに吐き出すことが多いですが、少しずつミルクや母乳とは違う甘みや食感を楽しみ、自ら「もっと欲しい」と訴えるようになったり、「甘いのは好き」、「苦いのは嫌い」と自分の意思で食事を選び取るようにもなります。また、味覚や食感、匂いなど、未知の食べ物との出会いが、好奇心を育むことにもつながります。好き嫌いなくおいしく食べるためには、食事前の空腹感が重要であるため、生活リズムを確立し、活動の幅を大きくしていきましょう。
町では、離乳食の悩みに応じて、個別相談や集団でのぱくぱく教室(離乳食教室)でデモンストレーションを行っています。

問合せ:子育て支援課

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