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自治体の皆さまへ

環境都市くみやまをめざして

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京都府久御山町

▼久御山町環境基本計画スタートアップシンポジウムを開催

昨年10月に策定した「久御山町環境基本計画(久御山町地球温暖化対策実行計画「区域施策編」含む)を皆さんに知ってもらうため、12月23日にシンポジウムを開催しました。
シンポジウムでは、信貴康孝(しんきやすたか)町長が計画の基本的事項や考え方、各種の施策を紹介し、基調講演では、滋賀県立大学の平岡俊一(ひらおかしゅんいち)准教授が「脱炭素・エネルギー自立と地域社会の発展をめざして」と題し、脱炭素先進国のオーストリアの事例紹介や脱炭素の取り組みを通じた地域づくりについて講演しました。
続いて、環境省登録環境カウンセラーで(株)シューファルシ代表取締役の武本佳弥(たけもとかや)さんが「身近にできる地球に優しいECO(エコ)な暮らし」と題し、生活の中でさまざまな工夫をすることで我慢しなくてもできるECOな取り組みとその重要性について講演しました。
久御山町では、環境都市くみやまの実現をめざし、積極的な取り組みを推進していきます。

【講演内容】
この計画は久御山町の環境政策のマスタープランとなるもので、地域の絆(きずな)、環境と経済の両立、自然との共生をキーワードに地球温暖化対策や本町の緑豊かな自然環境、健全な生活環境を次世代に受け継いでいくためのものです。
計画を推進するためには住民、事業者、その他関係団体などの皆さまの協力が必要不可欠です。ともに「環境都市くみやま」をめざしましょう。
信貴康孝町長

日本では、脱炭素に取り組むと「日常生活が不便になる」と考える人が多いですが、我慢せずに取り組みを進めることは可能です。
脱炭素の先進国であるオーストリアでは、電力の8割を再生可能エネルギーで賄っており、地域の住民や事業者が環境の取り組みを通じて、積極的に地域づくりを行なうことで、「元気な地域づくり」、「質の高い生活」を実現させています。
滋賀県立大学准教授 平岡俊一さん

環境問題は私たちの生活に関わる社会課題です。次の世代の子どもたちのためにどのような環境を残していけるかを自分事として考えることが重要です。
日常の暮らしの中で、家電を買い替える時には省エネ家電を購入したり、短期間しか使わない物はリサイクルショップやレンタルサービス・シェアリングサービスを利用するなど、少しの工夫で地球に優しいECOな取り組みができます。
環境省登録環境カウンセラー 武本佳弥さん

問合せ:産業・環境政策課

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