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自治体の皆さまへ

施政方針・予算(概要)令和6年度(1)

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京都府久御山町

令和6年度の施政方針と予算の概要をお知らせします。

■「絆の響鳴(きょうめい)」予算
信貴康孝(しんきやすたか)
昭和40年生まれ。佐山出身・在住。近畿大学商経学部卒業。平成19年4月に久御山町議会議員に初当選。平成23年5月から町議会議長。平成24年8月から久御山町長。現在3期目。

▽今年は町制施行70周年
今年の10月1日で、久御山町は町制施行70周年の節目を迎えます。現在の久御山町の発展を築いてこられた先人や先輩諸兄の皆さまのたゆまぬご尽力に対し、心から敬意と感謝の意を表するとともに、町の歴史を振り返り、その礎を確認し、未来へ向けて次世代のために本町をどのようにより良く進化させるのかを「周年」を期に全ての住民の皆さまと共有し合い、考える絶好の機会と考えています。住民の皆さまのまちへの想いと絆が響き合うように70周年記念事業を実施します。

▽コロナ禍からの脱却
令和5年は、長年のコロナ禍のトンネルからようやく光明が差し、5月に新型コロナウイルスが5類へと移行され、本格的な社会経済活動が再開する年となりました。しかし、ロシアのウクライナ侵攻に加え、イスラエルとパレスチナの紛争、食料やエネルギーなどの物価高騰や欧米諸国との政策金利差による円安なども続くなど、経済のさらなる不透明化が増した1年でもありました。

▽人と人との絆の回復に手応え
そのような中、本町では皆さまの生活を守るため、新型コロナ感染症対策や原油価格の高騰などによる物価高騰対策に加え、未来の久御山町のまちづくりのため、「全世代・全員活躍まちづくりセンター」整備、「新市街地(みなくるタウン)」整備に向けた取り組みなど各施策を積極的に推進しました。
また、令和5年度は「絆の再構築」予算と位置づけ、5年に1度の総合防災訓練の実施や「地域のきずな再構築支援事業」、「まちのがっこう開催支援」、「はぐくみ定期便事業の開始」、「地域子育てモデル事業」などを実施し、各施策を通して人と人との絆が回復しつつある手応えを感じているところです。

▽構築された絆の響鳴
令和6年度はその延長上に、構築された全ての絆が響鳴しながら成長し、まちの新たな形が整っていく始まりの年と位置づけ、令和6年度予算を「絆の響鳴」予算とし、予算総額は100億7900万円で、前年度比34.7パーセント増額のきわめて積極的な予算としています。

▽次の80年に向けて素晴らしい未来の創造へ
令和6年度は任期である丸4年を迎える年となります。3期目の町政の舵取りを担って以来、基本理念である「みんなで築こう次代に誇れるわがまち『くみやま』」の実現に向け、「歴史の創造く・み・や・ま夢実現計画55の宣言」と「第5次総合計画」の具現化に向け誠心誠意、全力で取り組んで参りました。
先人のたゆまぬ努力により、豊かな自然と農業・商工業・住宅が調和し、70年をかけて発展してきたこのまち「久御山町」をさらに進化させ、次世代につないでいくため、「絆の響鳴」する「まち」づくりを進め、次の80年に向け素晴らしい未来を創造するため、全身全霊で取り組みます。

【人と人との『絆の響鳴』の推進】
※千の位、四捨五入
(1)人と人とをつなげる絆の拠点へ
全世代・全員活躍まちづくりセンター整備:19億8,700万円
※建築工事の着工および開館に向けた事業実施計画やブランディングの検討、企画運営委員会の実施
(2)進化するまちへの想いと絆が響き合うまちへ
町制施行70周年記念事業:1,492万円
※10月1日に70周年記念式典、11月3日に久御山中央公園などで70周年記念特別事業を実施
(3)絆の「再構築」から「響鳴」へ
地域のきずな再構築支援事業、地域で子育て推進事業:507万円
※地域のきずなをつなぐための取り組み、課題解決に向けた取り組みや地域で子どもや子育てを支えるモデル事業を支援
(4)すべての人が集い、心と心が響き合い、絆を深める場に
まちのがっこう開催等支援:474万円
※まちのにわ構想推進のため、地域主体によるイベント開催を支援
(5)更なる絆の深化と未来のくみやまへ
第6次総合計画策定業務:1,247万円
※令和7年度の策定に向けて、住民や町内で働く人にアンケートや対話を実施

【会計別予算】
※千の位、四捨五入

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