■ネット検索で見つけたロードサービスのトラブル
▽相談事例
外出先で自動車のバッテリーが上がり、インターネットでロードサービス業者を検索し、「バッテリーあがり基本料金2480円」と表示されていた業者に依頼した。
ロードサービス業者が到着後、メニュー表を提示され、基本料金の他に作業別の料金が表示されていたが、具体的な料金の説明はなかった。約10分の作業時間でバッテリー上がりは解消したが、請求された料金は5万円だった。サイトの表示料金とあまりに違うので納得できなかったが、外出先だったこともあり、やむを得ずクレジットカードで決済した。
▽消費者へのアドバイス
・自動車保険にはロードサービスが付帯しているケースが多いので、自分が契約している自動車保険の内容をよく確認し、家族とも共有しておきましょう。
・自動車の故障の状況や内容はさまざまなので、現場の状況次第では必ずしも表示や説明どおりの料金で依頼できるとは限りません。どのような作業になるか、状況によってどの程度料金がかかるのかなど、契約内容や料金について事前に必ず確認しましょう。
・料金や作業内容に納得できないときは、後日納得した金額で支払う意思を示しつつ、その場での支払いはきっぱり断りましょう。
・不安に思ったときは、すぐに最寄りの消費生活センターや警察へ相談しましょう。
消費生活のトラブルは、消費者ホットライン「【電話】188(いやや)」、京都府消費生活安全センター【電話】075-671-0004、京都府山城広域振興局商工労働観光係【電話】0774-21-2103へ。
毎週木曜日午後1時~4時には、消費生活相談員が役場で無料相談を受け付けています。
問合せ:産業・環境政策課
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