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自治体の皆さまへ

[特集]令和6年度の亀岡市 施政方針・当初予算(1)

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京都府亀岡市

■令和6年度 桂川市長 施政方針演説
今を大切に そして未来へ

2月21日、令和5年第2回亀岡市議会定例会令和6年3月議会が再開され、桂川市長が令和6年度の施政方針演説を行いました。市民が主役のまちづくり~市民力で未来を拓く~を基本に、今を生きる私たちと次代を担う子どもたちのため、「亀岡に住んで良かった」と実感していただけるまちの実現に向け、10の約束に取り組んでいきます。

01 京都府内ナンバー1の子どもと子育てを応援するまち
子どもファースト宣言に基づき、医療費の18歳までの無償化や第2子以降保育料無償化、おむつの提供と処理の無償化などに加え、市内の保育士確保・定着を図るため、奨学金返還支援事業などを実施し、引き続き子育てを全力で応援します。

02 学びを応援!子どもが夢を持ち成長するまち
姉妹都市への本市中学生の派遣や受け入れを推進し国際交流を発展させていくとともに、大阪・関西万博開催期間中には、市内小・中、義務教育学校の子どもたちに万博会場で校外学習を実施し、豊かな国際感覚を身に付け、グローバルに活躍できる子どもたちの育成に取り組みます。

03 「人生100年時代」誰もが健康で幸せに
亀岡市立病院を核として地域の医療機関との連携を図り、持続可能な地域医療提供体制の確保・充実に努め、健康寿命の延伸やがん患者のアピアランスケア助成、障がい者雇用の促進など、誰もが地域で安心して暮らせるまちづくりを進めます。

04 地域と共に、すべての世代が安全・安心に
大規模災害に備える避難施設「カーシェルター野水」の整備や、防災リーダーの養成による地域の防災力向上、全小・中、義務教育学校への防犯カメラの設置など、安全・安心に暮らせる、そして互いに支え合える地域コミュニティ活動の推進に取り組みます。

05 シニア世代の移動をもっと自由に
現在のバス・タクシー・JRなどの公共交通網を維持していくとともに、地域主体型交通への支援の拡大、あわせて高齢者乗車券の拡充やバス無料デーの実施などにより、市民の皆さまの移動手段の充実に取り組みます。

06 亀岡まるごと、芸術・スポーツ・文化を通じて感動体験を
霧の芸術祭の推進や、歴史と文化を発信する博物館や梅岩の里生誕地記念館、市民活動の拠点となる文化ホールの整備に取り組みます。また、京都・亀岡バルーンフェスティバルなどのスカイスポーツや保津川のラフティングなどの推進、そして、京都サンガF.C.と地域の小・中、義務教育学校との連携を強め、スタジアムとあわせ、亀岡市が京都サンガホームタウンとしてさらに発展することを目指します。

07 自然と調和した都市機能の向上、魅力あるトカイナカへ
大雨などによる交通規制、通行止めにより陸の孤島とならないよう、国道9号の京都・亀岡間のWルートの整備促進や、国道423号法貴バイパスの早期完成に向けて取り組みます。また、令和8年度の全国都市緑化フェアin京都丹波開催に向けて、地域の花と緑のまちづくり活動を支援するとともに、亀岡駅北にはオーガニックビレッジパークを整備するなど、自然と調和したまち、憩いの空間づくりに取り組みます。

08 産業・農業・観光の発展、まちの活気と賑わいの原動力
オープンイノベーションセンター・亀岡による企業支援や、京都縦貫自動車道篠インターチェンジ、亀岡インターチェンジ周辺等における産業立地基盤の整備と企業誘致を進めます。また、亀岡オーガニック農業スクールで有機農業を志す人材を育成し、持続可能な循環型の有機農業を推進します。また、三大観光とあわせて、森の京都ガーデンツーリズムによる新たな観光客誘致と地域の活力、にぎわい創出に取り組みます。

09 持続可能なSDGs未来都市へ 世界に誇れる環境先進都市の推進
未来の子どもたちのために持続可能な地球環境の保全に向け、カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの実現に挑み、そして、人が集い、つながり、交流する環境拠点施設を設置することで、豊かな自然を守り、人と自然が共生できる持続可能なシステム「かめおかモデル」を創出します。

10 亀岡新時代へ 次なる未来へ飛躍を
今、亀岡は、全国の皆さまに「選ばれるまち」となってまいりました。
令和5年度のふるさと納税は、昨年度の寄附額34億円を大きく上回り、すでに40億円を超えております。また、亀岡市への転入者数が転出者数を上回る、転入超過の状態が、令和3年から3年連続で続いています。令和8年度には、国内最大級の緑のイベント「全国都市緑化フェアin京都丹波」の開催が正式に決定しました。
このように、これまでさまざまな分野において将来につながる種をまき、そして育んできたまちづくりへの取り組みやシティプロモーションが、今かたちとなり、そして現実となってきています。この確かな流れを次なるステージ「躍動の時代」へとつなぐため、市民の皆さまとお約束した政策の実現と、来年1月には市制施行70周年という記念すべき節目の年を迎える亀岡市の未来への飛躍に向け、全力で取り組みます。

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