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自治体の皆さまへ

やさしい健康講座 第183回

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京都府亀岡市

市民の皆さんの健康に関して、今回は皮膚・排泄ケア認定看護師が、専門分野についてお話します。

看護部 皮膚・排泄ケア
認定看護師 山内有香里(やまうちゆかり)

■健康な皮膚をつくる日々のスキンケア
皮膚は体内の環境を守る重要な臓器で、人体最大の臓器です。細菌やウイルス、紫外線や化学物質といった外界の刺激から体内を守ったり、体内から水分が失われるのを防いだり、体温の調節をするなど、私たちが生きていくための重要な役割を果たしてくれています。
このような皮膚の機能を発揮するためには、健康な皮膚をつくる日々のスキンケアが欠かせません。スキンケアには、皮膚を清潔にする「保清」、皮膚を乾燥から防ぐ「保湿」、皮膚を守る「保護」という「3つの保」があります。「保清」は、泡立てたせっけんで優しく汚れを浮かし落とすことが大切です。「保湿」は、1日2回続けることで効果が期待できると言われています。皮膚が乾燥しやすい入浴後10分以内の保湿は特におすすめです。そしてこの季節、気になる紫外線は、皮膚の老化に最も影響を与えると言われています。アームカバーや帽子、日焼け止めでしっかり皮膚を「保護」しましょう。健康な皮膚を保ち、毎日いきいき暮らしていきたいですね。

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