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令和6年 新年のごあいさつ 井手町議会議長 奥田 俊夫

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京都府井手町

新年あけましておめでとうございます。
住民の皆様方におかれましては、令和6年の新年を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
日頃は、井手町議会に対し格別のご理解と、議会活動に対する温かいご支援・ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
昨年8月の町議会議員補欠選挙では、新たな議員として2名を迎え、その後の9月定例会において、私が議員の皆様のご推挙をいただき、議長の要職に就任することとなりました。誠に身に余る光栄であるとともに、その重責に身が引き締まる思いでございます。今後さらに自ら研さんを深め、議会の活性化を図るとともに、審議の場においても、柔軟かつ的確に対応できるよう、適正かつ円滑な議会運営に鋭意努力してまいる所存でございます。
さて、現在本町が抱える「人口減少を食い止め、いかにしてまちを活性化させるか」という大きな課題の解決に向けて取り組む中、昨年7月には、新庁舎及び新山吹ふれあいセンターでの業務がスタートする運びとなりました。
豊かな田園風景と一体となった新庁舎は、防災拠点としての高い機能をはじめ、バリアフリー設備やエレベーター、キッズスペースや授乳室など、住民サービスのさらなる向上を図るための建物となっており、「テオテラスいで」が入る新山吹ふれあいセンターは、町全体の活性化・地域振興・魅力発信・交流促進の拠点となる新たな地域振興交流拠点施設として、町内外の多くの方々からの期待が寄せられているところです。
また、昨年11月には、町議会として初めての試みとなる「こども議会」を開催いたしました。
これは、未来を担う子どもたちが、将来のまちづくりや井手町の身近な問題などについて、新たに完成した議場で発表し、町議会議員と交流を行うことで、町政や議会活動への関心を高めることを目的に実施したもので、参加した子どもたちからは、素直な視点で活発な発表を聞かせていただき、また傍聴された先生方や保護者の方からも大変ご好評をいただいたことから、今後もこの「こども議会」の取組を続けてまいりたいと考えております。
今年の夏には、いよいよ山城多賀駅前に商業施設のオープンが予定されておりますが、今後も本町のまちづくりの核となる国道24号城陽井手木津川バイパスの早期全線完成をはじめ、バイパスへのアクセス道路となる町道整備や宅地等の開発適地の拡大、子育て支援策等の町内外への積極的なPRなど、本町の将来を左右する大変重要な事業に対し、町全体で積極的な取組を行っていくことが必要不可欠だと考えます。
町議会といたしましても、引き続き、行政とともに、本町の魅力ある資源を活かしながら、まちの将来像である「居心地よく、住んでみたい、住み続けたい安心・安全で豊かな自然と利便性が共存する新しいまち」を目標に掲げ、人口減少対策・交流人口増加・定住促進・住民福祉や教育といった事業の更なる充実・拡充に努めて参ります。
なお、町議会では、これまでから、住民の皆様に開かれた議会をめざし、「議会だより」の充実を図る一方で、議会研修への参加や委員会等の開催によって、議会の活性化を図り、社会情勢の変化や町の諸課題、住民ニーズの把握に努めて参りました。
今後も議員一同、住民に寄り添いながら、その多様なニーズに的確に応え、より身近に感じられる議会づくりを心がけて参りたいと思います。
住民の皆様方におかれましては、本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげますとともに、この一年が実り多き、希望に満ちた年になりますよう心よりお祈り申し上げまして、年頭の挨拶とさせていただきます。

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